本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。 ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
  ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。
  そのための覚え書きのような簡単感想メモになります。
  評価の☆を付けるのはやめました。

★最近のお気に入り
楽園のカンヴァス  原田マハ
ライアの祈り    森沢明夫
海賊と呼ばれた男  百田尚樹
百年法       山田宗樹
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ
妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ
東雲の途      あさのあつこ
困っている人    大野更紗  
自分のアタマで考えよう  ちきりん
もちろん澪ちゃんシリーズは大好きで新作を待ちこがれています。     
★2013年に読んだ本で好きな本

はかぼんさん
しのぶ梅 晴天の迷いクジラ きみはいい子 路(ルウ)桜ほうさら
さくら動物病院 青空の卵 南下せよと彼女は言う
火群のごとく

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風葬
 新感覚官能ミステリー?
と、紹介文にありました。が・・
ミステリーという部分しか合っていないように思います。
どこに官能が?
遊女がいた時代のことに少し触れるからかな〜


中学の入学式に出てこない生徒の家を訪ねた教師。
でも数日後にその生徒が亡くなってしまう。
生徒の名は佐々木彩子。

30年の時が経ち、
その時の教師、沢井徳一と息子の優作が登場。
同じく教師になった優作もいじめにより生徒が自殺。
親子って同じような運命を辿るのでしょうか。

そして主人公の篠塚夏妃。
母が軽い痴呆になり、「ルイカミサキへ行きたい」と言い出したことから、
何も聞いたことのない、母の若いころや自分の出生のことについて疑問を感じ始めた。

書道家の母の後を自分も同じように歩んできた。
女手ひとつで自分を育ててくれたことに感謝するものの、
このまま母が何もわからなくなってしまったら、
知る術もなくなってしまう。

唯一の手掛りである「ルイカミサキ」から、
強く絡みあった運命の糸が少しずつ緩んでいく様子がとてもよくわかります。

夏妃の母の春江。
一番弟子の柿崎美和子。
書道家の、藤川秋芳。志水一州。
志水一州の跡を継ぐ、頼子と詩織。
地元根室で大きな力を持つ川田親子。
優作の妻、風美と義父の内藤洋一郎。
元刑事の矢島。

登場人物が繋がりを見せ、
彩子の死の真相や、夏妃の出生の秘密が明らかになります。

でも、沢井親子が危ない目にあったり、
危険なことに手を突っ込みすぎていることがわかりますが、
川田親子の最後が、どうしてそうなったのかよくわからないのです。
犯人はいったい・・
結局誰が火を放ったのか分からぬまま捜査は頓挫している。と、
あるので、わからないままなのでしょうか。
んーー謎のままです。

それでも、彩子を悼む気持ちが涙香岬に風を起こすのでしょう。
海を眺める夏妃が見えるようです。









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星のしるし
いつも感想に書いているような気がするけれど、
こういうあまりにも淡々とした小説は苦手。

大きな事件が起こるわけでもなく、
あっでもおじいちゃんが亡くなったことで、
いなくなる存在を意識したのかもしれない。

占いや、セラピーみたいなものもたくさん出てくるが、
どれも怪しげだな〜







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地図男

ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作品ですし、評価は高いようですが、
私にはあまり・・すみません。
理解できなかったです。

地図の中にその土地ごとの物語を紡ぎ出す男。
おもしろい設定だと思うのだけど、
不思議な世界ですよね〜



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あなたの呼吸が止まるまで
 舞踏家の父とふたりで暮らす12才の朔。
お金にならない舞踏家という存在に嫌気がさして母が出て行ったあとは、
家事もしっかりこなすし、
父の関係の大人の中で過ごすことが多く、
考えもとても大人びている。

読みながら考えていたのですが、
実際に自分も12才の頃、結構家の家事をやらなくてはいけない状態でした。
朔ちゃんほど大人びていなかったと思うけれど、
12才は意外に大人なんだよね。

学校でも友達と馴染めなくて、孤立しそうになって、
少し友達になれるかな、と思う子とも付き合いは難しい。
まあいくつになっても付き合いは難しいけれど、
後半に起きた出来事によって、朔の気持ちは復讐の気持ちに向いていく。

その復讐の方法が怖い。
題名から、殺しちゃうのかな。なんて思ったけれど、
精神的に追いつめるのはかなり怖いと思う。
なんだか後味が悪いです。







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弩 【ど】
こんなインパクトのあるタイトル、中々ありませんね。
まず、それだけで興味を惹かれました。

歴史文書からいろんな物語を誕生させるな〜と、
おもしろかったです。

南北朝の時代、柿渋と塩の取り引きに成功したある百姓たちが、
侍相手に戦うことになる。
その武器は『弩』

主人公の吾輔は、学はないけれど、前向きだし、責任感もある好人物。
たかが百姓と思うなかれ。

贅沢な暮らしはなくとも、
生きるとはどういうことかを、教えてもらった。

自然のなかから得ることはたくさんある。
なぜ、草木は春に一斉に芽吹くのか。
なぜ、夏の陽は稲を育てるのか。
なぜ、総出の田仕事で皆が歌うのか。
秋の実りを祈りながら待つ心がどんなに素晴らしいか。

身分が低く年貢の取りたてに苦労した百姓たちが、
知恵を授けてくれた者がいたにしても、
侍に正面から向かっていった。

桃源郷とは人が年齢の順に死んでいける土地。

印象深い言葉がたくさんありました。

弩が出て来るのはかなり後半なので、
途中少しテンポが遅く感じますが、
戦が始まってからは、盛り上がりました。
犠牲者のない戦はないけれど、
よく戦ったのだと思う。




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愛逢い月
 6つの短篇がどれも、この世の終わりみたいな話なので、
少し暗い気分になってしまいました。

それでも自ら終わろうとするのではなく、
凄まじいまでに生きる力のようなものも感じました。

不思議な読後感です。





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脳男
 題名と表紙からなんだか怖いイメージですが、
どこかでおもしろいと聞いていたので、読んでみました。

確かにうまく出来でいて一気読みさせてくれました。

連続爆発事件が続く中、犯人と対峙するも取り逃がしてしまう。
一緒にいた男、鈴木一郎なる男は逮捕する。

それからこの男の不思議さが発揮される。
脳男とは、心、感情を持たない人間。
精神鑑定をすることになった鷲谷真梨子は、
彼を探るために奔走する。

精神鑑定のために男が入院した病院でも、次々に爆発が起こる。
果たして犯人は・・

心がない。という表現はあまりに理不尽な行いをする人などに言うことがありますが、
ここまで、感情を持たないで人は生きていられるのか。
いや、そのように生まれついた奇病なのか。
およそ一般の人間の考えつかない生き方。

後半、女の子を助けるあたりから息つく暇もない展開でした。
最後のどんでん返しもミステリーの醍醐味を見事に表していました。



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庭のつるばら
 子供たちがそれぞれ独立したあとの、夫婦ふたりの暮らし。
日記のようなエッセイのような日々の暮らしが綴られています。

子供たちそれぞれに季節のものを送る。
読者の方からの贈り物。
それに対して御礼の言葉。
手紙が多く交わされていますが、
手紙の良さも感じられますね。

知り合いとの付き合い方も、温かく、
庭に咲く花々を楽しみ、
静かな日々の中で、知り合いの死を悼む。

特別な事件が起きるわけでなく、
同じような日々が続いているのだけど、
こんな暮らしをしたいな、と思えるものでした。

作者のかた、始めて読みましたがどこかでお名前を聞いたと思っていまして、
読んで謎が解けました。

大浦みずきさんの名付け親でした。

元タカラジェンヌのなつめさん(大浦さん)が宝塚で活躍なさっている頃、
宝塚が好きで、テレビや雑誌や読みあさっていましたので、
なつめさんのお父様のこと、お父様のお友達の庄野さんのことも耳にしていたようです。
そんなわけで、宝塚や舞台観劇の話も出てきてうれしかったです。





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手のひら、ひらひら
 江戸時代の吉原が舞台です。
映画や小説なのでなんとなく知っていた吉原の世界。
花魁だけでなく、その周りの人たちにも焦点があたり、
連作短篇になっていました。

描写がきれいなので、悲しみまでも包みこんでしまうようですが、
そこに生きた多くのひとたちの思いが詰まっていました。



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小説・秒速5センチメートル
同名のアニメの小説版です。
見ていないけれど、とてもきれいなアニメーションだそうですね。

小学6年生の貴樹と明里。
それぞれ親の転勤で越してきて出会ったふたり。
転勤族の親のもと転校を経験するふたりの共通の想いから、
お互いが特別な存在となっていく。

でも明里がまた転校していってしまい、
貴樹も遠くに転校することになってしまうある冬の日。
一目会う計画をするも大雪で電車が大幅に遅れてしまう。
その夜の出来事はずっとずっと心の中に・・

まだまだ子供だったふたりが連絡を取り合う手段は少なかったのだろう。
それからそれぞれの人生を歩むふたり。

ドラマチックに、いつかふたりが再会して。って期待を込めて読んでいました。
そして最後、充分にドラマチックでした。



 



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