本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。 ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
  ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。
  そのための覚え書きのような簡単感想メモになります。
  評価の☆を付けるのはやめました。

★最近のお気に入り
楽園のカンヴァス  原田マハ
ライアの祈り    森沢明夫
海賊と呼ばれた男  百田尚樹
百年法       山田宗樹
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ
妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ
東雲の途      あさのあつこ
困っている人    大野更紗  
自分のアタマで考えよう  ちきりん
もちろん澪ちゃんシリーズは大好きで新作を待ちこがれています。     
★2013年に読んだ本で好きな本

はかぼんさん
しのぶ梅 晴天の迷いクジラ きみはいい子 路(ルウ)桜ほうさら
さくら動物病院 青空の卵 南下せよと彼女は言う
火群のごとく

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鳥が教えてくれた空
 新刊を買ったり、予約していた本を読んだりしても最近いまひとつだったので、
コメントをくださるもとこちさんにお薦め本を教えてもらいました。

三宮麻由子さん、申し訳ないのですが、全く知りませんでした。
4歳の時に視力を失ってからの生活の様子、
この本では翻訳の仕事をするころまでが描かれていますが、
現在はエッセイストとして活躍されているようです。

目が見えない分、耳はいいのかと今まで単純に思っていた自分を恥じました。
そんな単純なことではないですよね。
いろいろと新鮮な発見がありました。
見て情報を得られない分、どのようにして情報を得るのか、
そのひとつに鳥の鳴き声があるのです。
身近なスズメ。
彼らが朝さえずりを始めることから、夜明けがわかり、
寝ぼけ声から、活動を始める声、こんなにもいろいろ意味があるなんて。
耳を澄ませて鳥たちの声を聞いてみなければ。
そういえば、最近スズメの姿すら見ていないかも。
私が住んでいる所は、裏に山があるので、野鳥もそこそこいるみたいですが、
よく見るのはハクセキレイ。
朝、外に出ると庭を散歩しています。
歩き方がかわいい。
でも鳴き声はよくわからないな。
やっぱり、目で見る印象が残るのでしょうか。
季節になると、メジロとかうぐいすと、あと、モズみたいなのはよく庭の木にきています。
あとカラスや鳩はもちろん。
本に出てきた、サンコウチョウや、ソウシチョウなどはよく知らなかったので、ネットで検索して姿を確認しながら読みました。

鳥は『神様の箸休め』だと、彼女は言います。
愛を育むために歌を授けられ、歌うために生まれ、
神にいちばん近い天の高みに上がることを許された唯一の生きもの。

書ききれないけれど、不自由なく暮らしている人たちが知り得ないことが
本当にたくさんたくさんありました。
便利な世の中だけれど、
意識して、自然に目や耳を傾けてみたい。


テレビや音楽の音を大きくして聞く家族に比べ、
私は聞こえるギリギリの大きさにしかしないのですが、
それは、他の何かの音が聞こえなくなってしまうから。
最近の震災のことでもそうですが、危機管理としての音、
飼っている犬の声とが、外の音とか常に意識していたい気持ちがあります。

最後、鳥が空を教えてくれたとの文章を読んで、
涙がふわっと流れてきました。
とても温かく感じました。
彼女の生きてきた姿勢を尊敬します。











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さくらの丘で
さくらの丘に建つ西洋館。
祖母からそこで過ごした青春の話を聞くのが好きだった。
そして祖母の遺言に、その館と土地を譲るとあり、
共同所有者のあと2人の孫娘と3人で、
さくらの丘を訪れる。

祖母が過ごした終戦直後の時代、孫たちが訪れる現代。
交互に話は進みます。
渡された鍵のことや、
秘密めいた洋館に、心ときめきますが、
思ったほど驚きの展開はなかったです。

しかしこういう思い出の遺言をもらうってドラマチックですね。
そしてこの洋館の存在もロマンチック。

子供たちでなく、孫の世代に託したかったもの。

おばあちゃんたちが見たとしたら、今の世の中は平和に見えるだろうか。












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沈むさかな
 『このミステリーがすごい!』大賞受賞作は結構読んでいます。
こちらは、第一回の優秀賞作品です。

水泳のコーチをしていた父が亡くなってから、
その死に裏があることがわかり、企業スキャンダルに巻き込まれていく。
しかし、そのことを教えてくれた、幼なじみの英介が死んでしまう。

海洋ミステリーと言うそうです。
美しい海と、スキューバダイビングの描写がリアルで素敵なのに、
登場人物たちが皆、怪しいのではと思えてしまう。

海の中で悪事をすのは、海が好きなひとからしたら許せない行為でしょうね。











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KAGEROU
本屋さんでぱらぱらっとして(失礼)
これはあっという間に読めそうだなと、
図書館にしようかと思ったのですが、
すぐには読めないから、
やぱり読みたいしと数日格闘(大袈裟)して、
買ってしまいましたよ。

案の定あっという間に読めました。
読みやすいという点では満点。

自殺をしようと深夜のデパートの屋上にやってきた男。
足を引っ張り助けてくれた黒い服の男。
キョウヤと名乗る男は、
臓器移植コーディネーターのエキスパート。
ふたりは契約を交わす。


闇取り引きされる臓器。
助ける命と、助けられない命。

自殺するくらいだったら、移植を待っているひとに提供して。
って、冷静に考えたら正論かもしてないけれど、
複雑で難しい問題ですよね。
死を受け入れる男もこんなに冷静にいられるものだろうか。
一度自ら死を選んだのだとしても。

それにしても、命を扱っているのに、なぜ軽く感じるのだろう。













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また会う日まで
高校の時の修学旅行で、ある男の子が言った言葉がずっと気になって、
25才になった今、彼を探して上京する。
6日間の滞在中、数人の同級生と再会する。
なんだかまったりのんびりしていて、
つかみ所がない。
結局、昔のことをずっと言っている女って好きじゃないかも。







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くじけないで
話題になっている98才の詩人柴田トヨさんの言葉。
こういう言葉に触れると心が洗われます。
そして、年齢じゃないのだと。
いついかなる時も、自分次第で変化するのだと。







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善人長屋
 随分放置してしまいました(^^;

以前ほどのペースでないにしても読んではいたのですが、
パソコンに向かう気になれなくて。

簡単な感想になってしまいましが、備忘録なので書いておかなくちゃ。


善人なひとが集まるの長屋の話だと、題名見たら必ず思いますが・・
良い意味で裏切られました。
時代物の良さ満載です。





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秋の花火
 何故か最近短編集が続いています。
こちらも、5つの短篇がありました。

どれも割と重い内容です。
最初の『観覧車』では、
世間からはみ出した男女が、観覧車に閉じ込められるというハプニングの中、
心情の変化の描写がいいと思います。

一番印象に残ったのは『灯油の尽きるとき』
ひとりで姑の介護をする女性の苦悩がとってもリアルに描かれています。
夫の理解も協力もなく12年も下の世話を含めた介護をしていることに、
どうして周りで理解してあげられる人がいないのか。
病院の医師も、看護師も、ヘルパーも、こんななの?
現実に私も何もしない姑の身の回りのことすべてしているので、
でもまだ寝たきりではないので、大丈夫ですが、
介護に疲れてって話は多くなっているのだから、
人ごとではないです。







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夜にその名を呼べば
 佐々木譲氏お初です。
いろいろ有名な作品がありますが、
特に『警官の血』など読みたいと思いつつ、
長編に尻込みしていて、未読でした。
そしてふと手に取ったのが、こちらの文庫。

前半まで読んだ時は、これほど(5つ星つける)とは全く思っていなかったのですが、
やられました。

まだベルリンの壁で東西が分かれていた西ベルリンで、
罠にはめられ殺人の嫌疑をかけられた神崎は、
偶然出会った画家オスカーや、娼婦のブリキッテの助けを借り、
東ベルリンへ逃亡する。
逃亡するまでが前半だけど、
読んでいて罠にはめたのが誰かわかるから、
神崎の悔しさがものすごくわかります。
日本に身重の妻がいるのに。

そして、後半。
ベルリンの壁が崩壊し、神崎が逃亡して5年。
東京にて、あの事件にかかわった人たちの現状が描かれる。
皆それぞれに、神崎らしき人物から、10月18日に小樽で会おう
というような手紙をもらい、関係者が集まり始める。

神崎の母と妻。
亡くなった被害者の妻と娘。
警察関係者。
報道関係者。
そして元上司。

小樽に皆が集まったとき、復讐が始まりました。

この後、かなりネタバレを書かないと書けないので、続きに書きます。
はっきりと真相を書いていますので、ご注意ください。

とにかく、あまりに悲しいラストで涙が止まりませんでした。








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わたしとトムおじさん
 かなり前から読みたい本リストに入っていた本でした。

ニューヨークで両親と暮らしていた帆奈。
事情でひとり日本に帰ってきて、
おじいちゃんおばあちゃんと暮らすことになる。
そこは、明治たてもの村の中にあるお蕎麦やさんで、
大正、明治、昭和の建物が残る森林公園の中だった。
そして、お母さんの弟である、
トムおじさんも一緒。
トムおじさんは、ちょっと弱い。
高校のころ引きこもりになってから、
他人とうまくかかわれない。
古い家具や建物の修繕にかけては芸術的な腕を持っているので、
すごい人なのにね。

アメリカ暮らしで、ハーフということで、
いじめらしき出来事にあうことに納得がいかない帆奈。
帆奈は、中々強い女の子。
10才から中学くらいまでが描かれているけれど、
大人と接することが多いから、ちゃんと人の話が聞けるし、
自分を持っている。
そんな帆奈とトムおじさんが出会う事件から、
人と人の繋がりが生まれる温かいお話でした。
でも、どこか物足りなく感じるのは何故でしょう。
悪いひとは出てこないし、
皆、懸命に生きている。
素直に応援するべきですね。







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