本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。
ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
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ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。 |
舞台
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2014.03.06 Thursday 19:56
って母親の立場で見てしまう。 父親が嫌いだけど、亡くなった父親が残してくれたお金でひとりニューヨークへやってきた若者。 29歳の葉太。 来て早々かばんを盗まれたものの届けることもできずひとり彷徨う。 亡霊が見えたり、躁鬱のような状態になり、ちょっとやばいのではという状況ですよ。 すごく困っているのに素直に助けを求めることも出来ないし、 見栄っ張りな若者だな。 子供がこんなだったら喝入れたい。 母親のこともよく思っていないようだけど結局はその母親の助けで帰国することに。 あ〜あ。 若いときはこんな馬鹿やっても許されるのかな。 やってみないとわからないか。 このあと舞台にたてるようにね。 | ||
僕の明日を照らして
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2014.03.04 Tuesday 15:59
瀬尾さんお得意の分野ですね。 でも中学2年の隼太があまりに大人な考えをするので逆に心配です。 母親が再婚して新しく父親としてやってきたのは、 近くて評判のいい歯医者さんの男性。 優ちゃんと呼ぶその男はこともあろうか、隼太に暴力をふるうのだ。 もうそれだけで許せないのだけど、 時々切れて隼太に虐待する優ちゃんのことを母親にだまっているし、 自分たちでなんとか解決しようと努力する。 なんて涙ぐましいのだと思うのだけど、 あまり悲惨さはない。 どうしてそこまでされて優ちゃんのこと嫌いにならないのか。 母親に話さないのか。 何か理由があるのかもしれないけけれど、子供を虐待するのはだめです。 いつか隼太自身に弊害が出るような気がして心配でなりません。 結局母親に知れることになり、 母親の行動はわかります。 子供を守る気持ちわかります。 それでも何が正解がわからないけれど、明日はやってくるから。 隼太の明日がいい日でありますように。 |
夜去り川
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2014.03.03 Monday 11:27
素性を隠して渡し船の船頭として町に住み着いた喜平次。 医学の知識が少しあったり、村人から頼られる存在となっていく。 町の大店、春日屋の女将が亡くなって以降おかしなことが起こり始める。 信じていた男の裏切り。 大事なひとを守りたい。 そして親の仇を討つために生きていたのだと。 川を渡るという行為が己の進む道を示すために存在するかのよう。 うまく描かれています。 希望が感じられる終わり方でした。 |
カササギたちの四季
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2014.03.01 Saturday 21:38
リサイクルショップ・カササギの店長、華沙々木。 いきなりすごい名前です。 なぜか売れない商品ばかり引き取ってくる日暮。 品物が絡む事件が四季を巡っているのが素敵。 そして空回りの店長のお約束。 でも自信満々の探偵役。 小細工を施した嘘がいっぱい出てくるけど、 店長の間違った謎解きが間に入ることによって、 心温まるものに仕上がるという不思議さ。 |