本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。 ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
  ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。
  そのための覚え書きのような簡単感想メモになります。
  評価の☆を付けるのはやめました。

★最近のお気に入り
楽園のカンヴァス  原田マハ
ライアの祈り    森沢明夫
海賊と呼ばれた男  百田尚樹
百年法       山田宗樹
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ
妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ
東雲の途      あさのあつこ
困っている人    大野更紗  
自分のアタマで考えよう  ちきりん
もちろん澪ちゃんシリーズは大好きで新作を待ちこがれています。     
★2013年に読んだ本で好きな本

はかぼんさん
しのぶ梅 晴天の迷いクジラ きみはいい子 路(ルウ)桜ほうさら
さくら動物病院 青空の卵 南下せよと彼女は言う
火群のごとく

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円卓
 賑やかな家族と赤い大きな円卓を囲む小学3年の琴子(こっこ)の毎日。
孤独や、ちょっと不幸な出来事に憧れる。
例えば、友達がものもらいで眼帯をしてきたこと。
もらいものと、間違えて覚えたりくすっと笑ってしまうのだけど、
平凡な生活の良さを感じるより、
変わった言葉や、大人なことに憧れる。
自分に忘れていた感情を思い出しました。







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| 春色 | ー西加奈子 | comments(0) | trackbacks(0) |
裸でも生きる2
 バングラディシュ発のバックを制作販売する会社マザーハウスを起業した、
山口絵里子さんの奮闘記その2です。
起業して会社が大きくなってきて、
更にいろいろな挑戦が続きます。

スタッフも増え、買ってくれるお客様も増えると同時に、
いろんな声が聞こえてくる。
もちろん応援しているとか、好意的な声も多い。
しかし、販売することの問題も多々。
そして、現地バングラディシュでは困難な事態が続々と出てくる。
大学の研究室の先輩でもある山崎が
副社長として力になってくれていることはかなり心強いこと。
それぞれの役割を果たして新たな挑戦も続く。
は〜本当に休みなしですね。
企業としてここまで成長しているのもすごいし、
貧困国の実情を理解し、どうしていったらいいのかを考え、
現実に行動しているのも本当にすごい。
バングラディシュ発のバックが軌道に乗っただけで満足もしない。
次なる国を目指し、ネパール発のバックも出来上がった。

お店にも是非行ってこの手でバックを持って選びたいです。
いつ行けるかな。

この本が出たのが2009年。
その後の活躍も現在の様子もHPを見たらわかります。








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裸でも生きる
こちらの本も、もとこちさんからのお薦めでした。

23歳で起業した女性の号泣戦記。
子供のころのことから、起業して2年くらいまでが描かれていました。
そして息子の大学の先輩でした。
息子より6歳上みたいなので、直接は知らないのですが、
慶應のSFCという学部はここで書かれていたようにかなり他と変わった面があり、
独特な講義で、
広く世界で活躍する人材や、起業する人を育てているようです。
著者は、大学の開発学の講義から自分のするべき使命みたいなものを感じ今の道に進むことになります。

しかし、
子供のころのはちゃめちゃな行動は、言い方が悪いかもしれませんが生意気だな〜
偏差値40から慶應に入るのは、これ多分AOなんでしょうか。



在学中に米州開発銀行の夏期雇用に合格して渡米。
そこで働く人たちが途上国へ行ったことがなく、
机上の理論だけで動いていることを知り、
現場へ行かなければ何もわからないと感じる。
そして、最貧国の検索によりかかったバングラデュシュへ。
何十年も、先進国が援助し続けている金が、一部の政府の懐に入ってしまい、
貧困は何も解決していない事実。
施しではなく、経済活動をしなけれな何も発展しないと、起業を決意。
バングラディシュの素材、ジュートを使った製品を作ることを思いつく。
こうして簡単にあらすじを書いてしまっていますが、
かなり困難続きだったのは言うまでもなく、
危険なことも多く、命がなくならなかっただけでも幸運なのではと思ってしまいます。
確かにすさまじくすごいことをやっているのだけど、
もし身内だったら、進んで応援はできないかもしれません。

何もかもゼロからのスタートで、バック作りのことも起業のこと、
現地でのこと、裏切りがあって後退しても、
すべてにおいて全力で精神誠意努力を惜しまず、
本当にバイタリティ溢れる人ですね。

早速ネットで検索したらHPが出てきました。
バックも買いたくなりました。
そして、会社もどんどん大きくなっていて進歩を続けていました。
本もその続きがあるようなので、次に読みたいと思います。















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かのこちゃんとマドレーヌ夫人
少し前から気になっていた本です。

かのこちゃんという小学生1年生の女の子と、
猫のマドレーヌ夫人のお話。
読む前は、猫とお話できる女の子の話だと思っていたのですが、
そんな単純な話でなく、ひとひねりされていました。
飼っている犬の玄三郎の所にある日やってきた猫。
そのアカトラの猫がマドレーヌ夫人。
その他、キジトラの和三盆。
三毛猫のミケランジェロ。
ブチでこの辺り一番の老猫のキャンディ。
猫同士の会話が描かれているのがおもしろい。
本当にみんなで話しているみたいでかわいい〜

子供らしい無邪気さのあるかのこちゃんと、
友達のすずちゃん。
ちょっとやんちゃな男の子や、学校でのできごと。

かのこちゃんのお父さんやお母さんもいい感じで、
特にお父さん、謎が残りますね。
すずちゃんのお父さんは、やっぱりの展開でしたが、
なんとも不思議な空気が漂っていて、その中に飛び込んでみたくなります。
猫ちゃんともお話したい〜







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たぶらかし
39歳のマキは、市井の人々の中で、誰かの「代役」をする役者。
死体の役に始まり、夫の親戚との付き合いを厭う新妻役。
多忙なセレブ社長に代わり、母親として学校へ赴くなど、
依頼人たちの身勝手に苛立ちなららも、淡々と仕事をこなす日々。
(ほぼ帯に書いてあることだけど)

昔は劇団を主催していたけれど、
立ち行かなくなって解散。
それでも実家住まいで気楽にしていたのに、
両親が突然海外移住を決め、ひとり暮らしをすることに。
仕方なく仕事を探して偶然見つけた役者の仕事だった。
マキには合っているのかもしれない。
いろんな人になって人々の中へ行くのだから、
目立ってもいけない。
あくまでもさりげなく、印象に残らないけど、不自然じゃない。
うまくやっていたと思う。

もしかしたら今隣りにいるひとが、本人じゃなくて役者かもしれない。
なんて、都市伝説なんですって。
おもしろい設定でした。
依頼人、特に子供の母親役を他人に押し付ける親には、
苛ついたけれど、
やっぱりドラマはドラマで役者は役者。
本物の人生にはかなわない。
きちんと向き合って、自分の人生生きてみようって思える。









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