本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。 ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
  ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。
  そのための覚え書きのような簡単感想メモになります。
  評価の☆を付けるのはやめました。

★最近のお気に入り
楽園のカンヴァス  原田マハ
ライアの祈り    森沢明夫
海賊と呼ばれた男  百田尚樹
百年法       山田宗樹
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ
妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ
東雲の途      あさのあつこ
困っている人    大野更紗  
自分のアタマで考えよう  ちきりん
もちろん澪ちゃんシリーズは大好きで新作を待ちこがれています。     
★2013年に読んだ本で好きな本

はかぼんさん
しのぶ梅 晴天の迷いクジラ きみはいい子 路(ルウ)桜ほうさら
さくら動物病院 青空の卵 南下せよと彼女は言う
火群のごとく

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また会う日まで
高校の時の修学旅行で、ある男の子が言った言葉がずっと気になって、
25才になった今、彼を探して上京する。
6日間の滞在中、数人の同級生と再会する。
なんだかまったりのんびりしていて、
つかみ所がない。
結局、昔のことをずっと言っている女って好きじゃないかも。







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ブレイズメス1990
ニースでの国際学会発表のお供に行くことになった世良雅志は、
教授からある任務を任されていた。
それは、天才心臓外科医の天城雪彦を日本に連れてくること。
同じ学会で発表がある天城を捕まえればと、
軽い気持ちでいたものの、
学会をドタキャンした天城を探し、モナコへ。
モナコでの天城の行動は医師として、人間として驚くことばかりだった。
しかし世良が強運というのか、意外にも簡単に日本に来てくれることになる。
なんだかスムーズ過ぎる展開です。

日本に来てからは、その破天荒な行動言動に、反感を持つひとも多いけれど、
世界で彼しか出来ないという心臓手術を、公開手術にて行い、
周囲に有無を言わせないという更なる破天荒さ。
しかし、特別な事件が起こるわけではないので、
ちょっとがっかり。
新人の駒井がいい味だしていると思うけれど、
何か活躍するほどの登場はなく、残念。
医療の技術のことはさっぱりわからないけれど、
海堂氏の小説を読むと、医師にいい印象持たなくなってしまう。
いいのかしら。







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カンガルーノート
 いやーびっくりなお話でした。
ある日突然、足からかいわれ大根がはえてきた男。
なんじゃそりゃ。ですよ。
奇想天外とはこのことですね。
ベットにくくり付けられたままあっちへこっちへ。
今いったいどこにいるのかすらよくわかりません。
これはただ単に笑って読んでしまっていいものか戸惑ってしまいました。
私には少し理解不能だわ・・
すみません。





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P.S.アイラブユー
 家族や友人に恵まれ幸せな生活を送っていた29才のホリー。
しかし突然の夫ゲリーの死という現実を受け止められず、
ただ泣き暮らす日々。
そんな時、実家に届いた手紙。
なんと夫ゲリーからだった。
病で戦っていた夫が密かに遺したもの。
それは妻ホリーへの手紙。
毎月1枚づつ開けるようにと10枚の手紙があった。
P.S.アイラブーユーで締めるその手紙には思いがけないことながら、
ホリーが前向きに生きていけるように示したそれは愛の籠ったものばかりだったのです。

読んでいて、会話の展開が日本人とは違うと感じるのですが、
アイルランドの首相令嬢の処女小説だそうですね。
日本と外国の違いだけでなく、
そこここに違和感を感じてしまい、感動的なストーリーだと思うのですが、
いまひとつ入り込めませんでした。

それでも、友人たちや、ホリーの兄弟姉妹、
キャラクターがはっきりしていて、おもしろいです。

出来過ぎの内容のラブレターだったけど、
新しい思い出を作る事が出来ない事実を前にして、
これほどの贈り物があるでしょうか。
もっと素直に感動すべきだと反省です。










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死刑
難しいテーマの本を読んでしまった。
日本国民であるので、
今の日本の刑罰で一番重いのが死刑だという認識はあるものの、
深く考えたことはありません。
本文にも出てきますが、
ほとんどの人たちが、このようなこととは無縁の生活をしています。
しかし、ある日突然被害者、被害者家族になってしまう場合もあるのです。
よく報道されて知っている事件のことも多く出てきましたが、
どんなにわかろうと努力しても当事者にしかわからないことは多いと思います。

筆者は、オウム真理教事件のドキュメンタリーを撮ったひと。
そして一環して死刑廃止論者です。
でも、存置の考えのひとを否定するために書かれているのではありません。
秘密裏に行われていることが多いため、
多くのひとは何も知りません。
そのため出来るたけ関係者に、インタビューや手紙で話を聞いています。
遺族、死刑囚、廃止派、存置派、教誨師、刑務官、元裁判官、元検事、弁護士。
それぞれの立場での話はとても深いもので、
ここに感想を書くことも躊躇われます。

印象に残ったことは、
大多数のひとが他者であり第三者だからこそ、世界は壊れないという件。

副題にある、
『人は人を殺せる。でも人は人を救いたいと思う』
生きる価値のないひとなどいない。











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