本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。 ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
  ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。
  そのための覚え書きのような簡単感想メモになります。
  評価の☆を付けるのはやめました。

★最近のお気に入り
楽園のカンヴァス  原田マハ
ライアの祈り    森沢明夫
海賊と呼ばれた男  百田尚樹
百年法       山田宗樹
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ
妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ
東雲の途      あさのあつこ
困っている人    大野更紗  
自分のアタマで考えよう  ちきりん
もちろん澪ちゃんシリーズは大好きで新作を待ちこがれています。     
★2013年に読んだ本で好きな本

はかぼんさん
しのぶ梅 晴天の迷いクジラ きみはいい子 路(ルウ)桜ほうさら
さくら動物病院 青空の卵 南下せよと彼女は言う
火群のごとく

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サクリファイス
本屋大賞候補ですね。
候補が決まったとき、ほとんど読んであるものでしたが、
これはまだでした。
(あと2冊読んでいないな〜)

この賞の対象になる本は一般に読みやすい本が多いです。
この本も短時間であっさり読めてしまいました。



自転車ロードレースの世界が舞台の青春ミステリということですが、
ほんと全然知らなかった、自転車競技の世界に引きずりこまれました。
いい意味で。

今まで自転車競技ってルールがわからず、
この人は前に行けそうなのにどうして前に出ないのだろう。とか、
どうして急に遅くなるのだろう。とかの疑問がわかりました。

複雑なんですね。
でも今度から見るのも楽しみです。

スポーツの競技というものは必ず勝ち負けがあるし、
みんな1位になりたいものだと思っていましたが、
アシストという役割、それに支えられ犠牲の上で勝つ意味。

ミステリの要素も少しありますが、そこは書きません。

悲しみも、二転三転の衝撃の事実もすごくあるけれど、いろんな人の思いがつまっていて、読後は納得でした。








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| 春色 | ー近藤史恵 | comments(0) | trackbacks(0) |
光と影 新装版
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渡辺氏の初期の作品が新装版で出版されました。
実は渡辺氏などの有名作家の作品をあまり読んでいません。
私の読書歴は、小学生のころにピークで・・汗
以降、学生時代は細々と、
そして、結婚子育てが一段落した3年前くらいから再熱しているので、
ここ数年の新しいものがほとんどです。

この作品は医学ものということで読んでみました。

が、明治〜大正のころの治療ってすごいですね。
戦争での傷病者が多く、その詳細は記述はちょっと怖いくらいです。

4篇のうち、表題の『光と影』は、
戦争で腕を負傷したふたりが、
一人は、腕を切断。
もう一人は、切らずに治療したことにより、
その後の運命の違いを描いたもの。

こうまでも違う人生をたどるのは、腕がある。ない。の違いからだけなのでしょうか。
運命とは残酷なものだと思いしらされます。

どこでどう運命が変わってくるかはわからないですね。

その他の作品も医学にかかわるものです。





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| 春色 | ー渡辺淳一 | comments(0) | trackbacks(0) |
シグナル
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なぜ彼女は三年間も、映写室に閉じこもったままなのか?

気持ちよい読後感の本でした。
最後がとっても素敵。

舞台である映画館は、イメージすると昔からある町の映画館で、
お客さんの入りはそれほど多くないけれど、
映画が好きなひとがいて、
映画の上映する側のひとたちの情熱や愛が感じられる映画館ですね。

今、映写を担当している若い女の子は、おじいちゃんの跡を継いでいるのだけど、
そこに至る過程にはいろいろな思いがあるわけです。

なぜ一歩も外にでないのか。

犯罪者なのか。
何か、悪いことをして出られないのか。

真相は書けませんが、
途中、すっごくいやな奴(男)が出てきます。

本の中だけど、読んでいて呆れるし、いらいらするし、
こういう人最低。

どうやって過ごしてきてそんな性格になったのか、
かえって気になってしまうけれど。

他人の気持ちがわからない人。

本当の気持ちはなかなかわからないかもしれないし、
難しいものだけど、
このレイジみたいなのは、ありえません。


人と人とはわかりあえないものだと思う。

だけどね。

この人とだけは、わかり合いたいと思ったら必死に手を伸ばすんだよ。


閉ざされた心が、少しずつ溶け出しました・・
ありがとう。


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| 春色 | その他のさ行の作家 | comments(0) | trackbacks(0) |
それ行け!トシコさん  
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あっはははははっ〜(笑)
笑ったーーーー

久しぶりに大笑いしましたよ。
読書で。

ユーモア家族小説とあったのでどんなものかと思ったら、
実際起きていることは悲しいことだったり
(だんなのお兄さん5人が次々亡くなる)
大変なことなのだけど、
トシコさんの奮闘ぶりからおかしくなっちゃうのです。

勢いで結婚してしまったトシコさんは、
6男なんだから、姑との同居は絶対ないと思っていたのにもかかわらず、
前述したように、お兄さんが次々に亡くなり同居することに。
普通に考えたら、こんなに人が亡くなる小説悲しいのに、悲しくない。
コントだよ。これ!

お姑さんのおかしな宗教へのはまりっぷりといい、
頼りにならないだんなといい、
おまけに舅がボケる。
子供の反抗期。

姑がはまっている宗教の教祖は、めちゃくちゃあやしい変な人だし、
あーーーもうおかしい。

でも、はちゃめちゃなことばっかり起きても、トシコさんんはがんばるのです。
寝たきりになった舅の世話もきちんとするしえらい!

なんだか元気をもらえました。




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| 春色 | その他のか行の作家 | comments(0) | trackbacks(0) |
さみしいうさぎ
なんとも、かわいい小説です。
ロマンチックというか、読んでいで恥ずかしくなってしまうほどの思い。
恋する気持ちは、ただ素直に伝えるだけでいいんだ。って思える。

飯田さんの本は、前回読んだ『夏空に、きみと見た夢』と二回目ですが、
すごく似ていますね。
もちろん物語の設定は違うのだけど、雰囲気が、
10代から20代前半。
さて飯田さんって、いつくかな。と思ったら私とそんなに変わらないのね。
こんなかわいい気持ち、忘れていました。

誰もが誰かを愛したくて、そして幸せになりたい。


きゃ〜書いていて恥ずかしい・・

物語のなかで、ロマンチック感を印象づけているのが、
離れていてもお互いが持っていると光るというグラス。
こんなの本当にあるのかな。と思いながら読んだのですが、

あとがきに書かれていました。
この物語が生まれるきっかけになったそうです。

遠距離恋愛専用ワイングラス。
開発されたものの実用化にならなかったとか。

もう恋なんて〜と思っているあなた。
恋に夢見ているあなた。
かわいい恋はいかがですか。


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| 春色 | ー飯田雪子 | comments(0) | trackbacks(0) |