本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。 ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
  ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。
  そのための覚え書きのような簡単感想メモになります。
  評価の☆を付けるのはやめました。

★最近のお気に入り
楽園のカンヴァス  原田マハ
ライアの祈り    森沢明夫
海賊と呼ばれた男  百田尚樹
百年法       山田宗樹
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ
妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ
東雲の途      あさのあつこ
困っている人    大野更紗  
自分のアタマで考えよう  ちきりん
もちろん澪ちゃんシリーズは大好きで新作を待ちこがれています。     
★2013年に読んだ本で好きな本

はかぼんさん
しのぶ梅 晴天の迷いクジラ きみはいい子 路(ルウ)桜ほうさら
さくら動物病院 青空の卵 南下せよと彼女は言う
火群のごとく

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | - | - |
チェリー
JUGEMテーマ:読書


じわじわと良さがわかっていく感じの本です。

家族でアメリカ暮らしをしていた祥太が日本に戻ってきたのが12才の時。

この位のころって、ひとと違うことをからかってしまう場合があって、
祥太も、日本語の発音を笑われたり、帰国子女だとからかわれたり、
学校での居場所が見つけられないでいました。

そんな13才の夏休み。

伯父さんと再び、アメリカを訪ねることになった祥太。

そこですてきな出会い。体験をすることになります。

伯父さん所有の家に、住んでいるモリーは、
伯父さんの元妻のお母さん。

出て行ってほしいのだけど、言い出せず・・・

家のとっちらかり具合を想像するとおもしろいのだけど、
なんとも素朴で、自然のままに生きているモリー。

壁に開けた穴は、鳥が巣を作ってくれたらすてきだな〜ですって。

祥太は、その不思議な魅力にどんどんはまっていきます。

さくらんぼの産地であるので、魔法のようにいろんなお菓子を作るモリー。
それがまた、読んでいてもおいしそうなのがわかるんです。

作りたいから作るモリー。

さくらんぼフェスティバルでのモリーがまたすごい!

種とばし競争で2位になったと思ったら、
パイの早食い競争にも出て・・・
はちゃめちゃだな〜

海賊船の上からまいたヨーグルトチェリーのエピソードもすてき。

なにも考えてないようで(ん?やっぱり考えてないのかな。本能のまま?)
みんなのこと、さくらんぼのこと、いろいろわかっているのがモリー。

13才の祥太と70才過ぎたモリー。

これも立派な恋だね。

その後も毎年アメリカに行き、たくさんの出来事が、
モリーと祥太がいればいつだってすてきな話になる。
どうか、さよならする時がきませんように。って
祈りながら読んでいました。

最後、木に彫られた日の丸。涙。


ランキング参加しています。
よかったら↓ぽちっとお願いします。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ




| 春色 | ー野中ともそ | comments(0) | trackbacks(0) |
四十九日
JUGEMテーマ:読書


地元の高校の先生が書いた本です。
出版されたばかりの頃、本屋さんで見かけ手に取ったのですが、
あまりに悲しい内容でその場で泣いてしまいそうになり、あわてて本を閉じ置いてしまいました。

それから約1年経ち、改めて読んでみることにしたのは
作者の先生が今年度から、娘の学校で講師をしているからです。
漢文を習っていますが、授業中いろいろしてくださり話もとてもいいそうです。

これほどの悲しみを体験していらした先生ですが、とても温かく、娘から聞く話で学ぶことも多いです。

本は、19才の息子さんをバラグライダーの事故で亡くし、四十九日を迎えるまでの心境、葛藤が綴られています。

子を亡くすことが、こんなにも悲しいことなのかと、
悔しい思いがすごくすごく伝わってきて涙涙でした。
大学生で都会でひとり暮らしの同じような環境の息子がいる私には、悲しみの深さが痛く痛くつらすぎました。

大学に入って半年。
引っ越しのために何往復もして荷物を運んだアパート、たった半年後、
本人の姿がないまま片付けにいかなくてはならないなんて、誰が思うでしょう。
神様は乗り越えられない試練は与えない。と言うそうですが、
神様は不公平だ。って思ってしまいます。


ランキング参加しています。
よかったら↓ぽちっとお願いします。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

| 春色 | ノンフィクション | comments(0) | trackbacks(0) |
片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術
JUGEMテーマ:読書


あはは。これは娘に読ませたい〜

娘の部屋がきれいになるときが来るだろうか・・・・




ランキング参加しています。
よかったら↓ぽちっとお願いします。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
| 春色 | コミック | comments(0) | trackbacks(0) |
摂氏零度の少女
JUGEMテーマ:読書


あ〜気持ち悪い。怖い・・・・

新堂氏はまた、実際の事件を小説にしてしまったのですね。

覚えている方も多いことでしょう。
母親に少しずつタリウムを飲ませていた高校生の事件。

少女はとても勉強ができます。
母親のことは好きだと言っています。

嫌いな姉や、役たたずの父親は、殺す対象にもならない。

娘にタリウムを飲まされているなんて、
誰が思うでしょう。

体調を壊していく母親の様子が・・怖いです。

どうしてもっと早く病院に行かなかったのか。と思うけれど、
実際に起きてしまった事件なんですよね。

確かうちの娘と同じ年です。

特に思春期、子供の考えていることがわからない。って親は多いと思います。

お母さん疲れているからと好きな焼酎を持ってきてくれ、
食事を運んでくれる娘が、
毒をもっているとは誰が思うでしょう。

本当に信じられない事件です。

実際に、タリウムを飲ませた状況をブログに掲載していた少女。
本当のことだと、誰が思うでしょう。

動物を殺してしまう場面も・・
いやです。

ゲームのように思うのでしょうか。

でもやっぱり少女が壊れていった原因は、少しずつ少しずつ家庭にあったように思います。

あーー怖い。


ランキング参加しています。
よかったら↓ぽちっとお願いします。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

| 春色 | ー新堂冬樹 | comments(1) | trackbacks(0) |
まさかの結末 (扶桑社ミステリー)
JUGEMテーマ:読書


まさかの結末だから、まさか!を想像して読む・・・
すると、たいしてまさか!でなくなってしまった。
短い短かい短篇集がたくさんなので、意外なものもありことはあるのだけど、
あまりおもしろくないな〜
| 春色 | ミステリー集 | comments(0) | trackbacks(0) |