本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。 ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
  ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。
  そのための覚え書きのような簡単感想メモになります。
  評価の☆を付けるのはやめました。

★最近のお気に入り
楽園のカンヴァス  原田マハ
ライアの祈り    森沢明夫
海賊と呼ばれた男  百田尚樹
百年法       山田宗樹
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ
妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ
東雲の途      あさのあつこ
困っている人    大野更紗  
自分のアタマで考えよう  ちきりん
もちろん澪ちゃんシリーズは大好きで新作を待ちこがれています。     
★2013年に読んだ本で好きな本

はかぼんさん
しのぶ梅 晴天の迷いクジラ きみはいい子 路(ルウ)桜ほうさら
さくら動物病院 青空の卵 南下せよと彼女は言う
火群のごとく

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めのと
 浅井長政の娘で、秀吉の側室であった茶々姫の乳母の小袖の視線で描かれた小説。
茶々は淀殿とか、淀君とも言われますね。

これはかなり史実に忠実なのではないでしょうか。
それにとても読みやすく、登場人物の気持ちに感情移入してしまい、
中盤からはもうぼろぼろ泣いてしまいました。
こんなに泣いたのも久しぶり。

浅井長政の母、阿古に見初められ茶々姫の乳母として城にあがることになった小袖。
茶々の母であるお市は、子をたくさん産むようにと乳をあげることを許されなかった。
我が子を抱くことすら叶わぬお市の悲しみを知り、
茶々を守りぬこうと誓う小袖。
その後生まれた姫、お初、お江与(後の徳川秀忠の正室)の浅井三姉妹と運命を共にすることになる。


子従関係のはっきりした時代。
主のためなら命を断つのも当たり前。

浅井長政氏の落城。
その後茶々が再婚した柴田勝家氏の楽城。

浅井氏の遺言が、強い男、決して負けない男に嫁げというのもわかる。
戦に負ければ皆死ぬのだ。

戦に負け、城を明け渡し敵に落ちる。
二度に渡り楽城を経験し、最初のときには父。
二度目には、母を亡くした。
それぞれ最後は意志をもってのことといえ、
身内を亡くす悲しみは、いつの時代も同じこと。

それでも乳母の小袖は、途中まで夫と共に過ごしたし、
子供たちとはほぼ最後まで一緒。
この中で一番幸せだったのではないかと思います。
娘は戦略として嫁がせることが当たり前。
手元に置いておけるのも短い時間。
親子が揃って過ごす時間は少ないのです。

小袖の長男、治長と茶々の秘めた恋も、私の涙の原因(TT)
公に口にすることは叶わなかったけれど、
最後まで想い合った幼き日の恋。
このことは文献に残っているもののはっきりしたことはわからないみたいですね。

なんて我がままで勝ち気なんだと思ったお江与も、
控えめなお初も、
長女として皆のこと考えながら大胆さを持つ茶々も、
みんな愛おしい三姉妹。

今までも映画やテレビドラマ、本などで、たくさん語られてきた時代だけど、
実際に目にしているみたいに情景が浮かび、人物像もわかりやすく読ませてくれます。
お薦めです。










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