本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。 ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
  ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。
  そのための覚え書きのような簡単感想メモになります。
  評価の☆を付けるのはやめました。

★最近のお気に入り
楽園のカンヴァス  原田マハ
ライアの祈り    森沢明夫
海賊と呼ばれた男  百田尚樹
百年法       山田宗樹
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ
妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ
東雲の途      あさのあつこ
困っている人    大野更紗  
自分のアタマで考えよう  ちきりん
もちろん澪ちゃんシリーズは大好きで新作を待ちこがれています。     
★2013年に読んだ本で好きな本

はかぼんさん
しのぶ梅 晴天の迷いクジラ きみはいい子 路(ルウ)桜ほうさら
さくら動物病院 青空の卵 南下せよと彼女は言う
火群のごとく

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おいべっさんと不思議な母子
これまた本当に不思議な母子でした。
ころっと騙されてしまいました。
でもいい読後感。

日高先生のクラスに転校してきた寅之助。
丈の合わない洋服やその言動から家計が苦しい家なのかと思うも、
母親の雰囲気や佇まいに魅力さえ感じる。
クラスにいじめや暴力があっても動じないどころか、
みんなの人気者になっていく虎之助。

しかし本当にこんないちゃもんつけるみたいな保護者がいるのだろか。
いや現実にもいるのだろうな。
いろいろ問題になりますよね。
無理矢理先生のせいにしているかのように、
こんな親がいたら子供のためにならないのに。
間違ったことをしてもお母さんがなんとかしてくれる。みたいな。
ありえない。

日高先生の娘(七海)と、クラスの問題児黒岩史郎の姉(沙織)が友達で、
あるとき、自転車で二人乗りをして車にぶつかりそうになっておばあさんを転ばしてしまう。
怖くなってふたりは逃げてしまうのだけど、
どうしても気になってしかたがない七海はぶつかりそうになった車のお花やさんを訪ね、
おばあさんとも出会うことに。

出会いが人を変える。
良い出会いも悪い出会いもあるだろう。
でも良い出会いを無駄にすることなく、きちんと自分に正直になったら、
やり直すこともできるし、前へ進めるのだと。



| 春色 | その他のか行の作家 | comments(0) | trackbacks(0) |
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