本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。 ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
  ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。
  そのための覚え書きのような簡単感想メモになります。
  評価の☆を付けるのはやめました。

★最近のお気に入り
楽園のカンヴァス  原田マハ
ライアの祈り    森沢明夫
海賊と呼ばれた男  百田尚樹
百年法       山田宗樹
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ
妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ
東雲の途      あさのあつこ
困っている人    大野更紗  
自分のアタマで考えよう  ちきりん
もちろん澪ちゃんシリーズは大好きで新作を待ちこがれています。     
★2013年に読んだ本で好きな本

はかぼんさん
しのぶ梅 晴天の迷いクジラ きみはいい子 路(ルウ)桜ほうさら
さくら動物病院 青空の卵 南下せよと彼女は言う
火群のごとく

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そして、警官は奔る
 私には『ギフト』のイメージが強いのですが、
警察小説。第二弾のようです。

主人公の武本正純は、まじめで正しい。
鬼畜とまで言われるが、
最後まで、地味な主人公だったな。
3ヶ月前までは、国際組織犯罪特別捜査隊にいたが、
ここ蒲田署刑事課の強行犯係に異動。
新しくコンビを組んだ和田弘一は、最初から武本のことをうとましく思っているようだった。

主婦の通報により張り込んでいた家から、
ひとりの少女を保護。
人身売買が明らかになる。
そこから、不法滞在外国人の母と子供を追っていくことになる。

そんな中、以前の職場で年下の上司だった潮崎と再会。
茶道家元の次男でありながら警察小説好きでよく言えば天真爛漫な彼は、
自ら警察署を去っていったのだが、
自身の努力で国家公務員1種に合格。
キャリア組として春から戻って来るという。
そんな今は民間人の潮崎も絡み、
羽川のぞみという女性を軸に事件が進み始める。

のぞみを紹介した、尊敬する上司の小菅。
警察官は組織の部品だという彼の言葉が、
武本の心に刻まれる。
裁くのは、警察でなく法だということや、
民間人の警察に対するイメージも興味深い。

のぞみに会いに行く途中、保護することになった不法滞在外国人の女性と子供。
日本にお金を稼ぎにきたもののピザが切れ、
それでも日本に留まるために彼女たちがすることは、
日本人の子供を産み、認知してもらうこと。
しかし、認知してくれる男は少なく、
虐待されたり、売られたり、夜の町を彷徨う子供たちがいる。

そんな子供たちを、違法とわかっていながら、
保育所のようにして預かっているのぞみ。
元大学教授で、医師の辻岡という男が、
場所と医療の提供をしていた。

悪いこととわかっていながら、すぐ摘発することが出来ない武本。

のぞみの笑顔や優しい言葉に翻弄される男たち。

冷血といわれる和田の家族のこと。
小菅のしていたこと。
のぞみの過去、真実。

特に和田の家族のことは、警官だったから起ってしまったあまりに哀しい事件。

鬼畜といわれる武本が、彼らに対してしたことは。

難しい問題で暗くなりがちな物語が、
毎朝、朝食のお弁当を持って武本を待っている潮崎が登場するとぱっと明るくなる。
そんな潮崎すら打ちのめされたのぞみの真実。

堂々巡りかもしれないけれど、
彼ら警官は立ち向かっているのですね。











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