本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。
ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
|
ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。 |
空飛ぶタイヤ
| ||
2011.01.13 Thursday 00:19
実際の事件を元に描かれた小説であることは明らか。 走行中のトラックのタイヤが外れ、 たまたま歩いていた親子を直撃。 子供は軽症で済んだものの、母親が亡くなった事故。 某有名自動車会社のリコール隠しという前代未聞の事件は未だ記憶にあります。 それでもこれは、小説として読んだ方がいいです。 だって、あまりにも理不尽な行いをする人たちに、 (特に、狩野! 殺意さえ覚えてしまいそうなんです。 トラックの整備不良とされてしまった為、 事故をおこしたトラックの運送会社社長は、 窮地に立たされます。 それでも、整備に自信があった社長は、 従業員のため、家族のため、被害者のため、 命を懸けた戦いをしたのです。 ずっとずっと赤松社長を応援していました。 腐った企業にもそれをおかしいと感じる社員がいて、 銀行員も、他社運送会社にも、週刊誌の記者も、警察にも、 鼻持ちならないひとや、味方になってくれるひと。 それぞれに家族や守るべきひとがいるのに、 命より重いものはないのに、 答えはひとつしかないのに、 そこまでたどり着くのに本当に遠かった。 「逮捕状、手配!」 って言葉で、泣けてしまうなんて。 真実が明らかになって本当によかったです。 あっ、赤松社長がPTA会長を務めているため、子供の小学校の問題も多々出てきましが、 あの片山! なんなの! もーーーぶっとばしてやりたい。 | ||
スポンサーサイト
|
2017.01.20 Friday 00:19
| スポンサードリンク | - | - | - |
|
コメント
|
|
|
トラックバック
|
トラックバック機能は終了しました。 |