本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。
ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
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ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。 |
横道世之介
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2010.06.11 Friday 00:09
大学進学のために東京に出てきた男、 横道世之介の1年が描かれています。 この男、いったいどこが魅力なのかとりとめのない感じなのですが、 読んでいくうちに、世之介の空気に慣れて自分も知り合いであるように思えてきました。 4月からの生活は、大学生だったら誰でも経験するようなことも多く、 特に大事件が起きるわけでもありません。 世之介がかかわっていた男友だち。女友だち。 先輩や憧れたひと、好かれたひと。彼女。 物語的に、ちょっといじわるな人が登場してもおかしくないのに、 そういう人はいなくて、そこもまたいいです。 大学時代の話が進みながら、間にそれぞれのその後が描かれているのもおもしろいです。 世之介はどんな暮らしをしているのだろう。と読んでいたら衝撃でしたが、 誰かの心にふとした時に思い出されて、 よかったな。と思ってもらえる。 そんな人生っていいですね。 よかったら↓ぽちっとお願いします。 JUGEMテーマ:本の紹介 | ||
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2017.01.20 Friday 00:09
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