本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。 ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
  ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。
  そのための覚え書きのような簡単感想メモになります。
  評価の☆を付けるのはやめました。

★最近のお気に入り
楽園のカンヴァス  原田マハ
ライアの祈り    森沢明夫
海賊と呼ばれた男  百田尚樹
百年法       山田宗樹
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ
妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ
東雲の途      あさのあつこ
困っている人    大野更紗  
自分のアタマで考えよう  ちきりん
もちろん澪ちゃんシリーズは大好きで新作を待ちこがれています。     
★2013年に読んだ本で好きな本

はかぼんさん
しのぶ梅 晴天の迷いクジラ きみはいい子 路(ルウ)桜ほうさら
さくら動物病院 青空の卵 南下せよと彼女は言う
火群のごとく

<<前の記事 トップ 次の記事>>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | - | - |
さよならドビュッシー
評価が賛否いろいろあるようだけど、
『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。
同じ大賞の『トギオ』よりは、こちらのほうがはるかに好き。
少し古くさいという人がいるみたいだけど、
古くさいのいいじゃない。
台詞が、一昔まえの、スポ根アニメを連想させるのでしょうね。
そこも意外と好きかも。

物語はこれでもかの不幸を背負う16才の女の子が主人公。
(ひと昔前の大映ドラマみたい)
そんな主人公をいじめる人たちの存在も大映ドラマだ!

祖父と従姉妹が亡くなった火事で、大火傷を負いながらも奇跡的に生き残った。
そして大掛かりな皮膚移植により、新たな、でも不自由な人生が始まった。
リハビリの辛さは想像を絶するけれど、
何がすごいって、元々ピアニストを目指していた夢を諦めず、
更なる努力でピアノを続けること。
それもただ続けるだけでなく、
指導を引き受けてくれた岬先生のアドバイスにより、
指先だけで弾くピアノでなく、
人々の心へ届く、本物のピアニストを目指し、
コンクールの優勝をも視野に入れていく。
そんな中、新たな死者が出て、彼女の周りは不審な出来事が相次ぐ。


全身ほどんどの皮膚移植を行うなど、
普通だったら、生活するだけで精一杯だと思うのに、
ピアノが出来るようになるなんで、嘘みたいです。
それも、出来るようになっていく過程で演奏する様子が、
どんどん変化していって、
文章からもその奏でる音が聴こえるかのように思えるのはすごいです。
圧倒的な演奏に魅了される、聴衆たちのように、
読者にもここまで感動させるのはすごい。
実際に生のピアノでこんな感動を味わってみたいです。

以下、事件の真相のネタばれを少し含みます。















亡くなった従姉妹の存在が、ずっと気になっていました。
インドネシアの地震で亡くなった玲子おばさんが実は生きているのではとか、
火事で亡くなったのは別人ではないのかとか。
炭素化するほどの遺体だったと言うし、
遥もルシアも、どちらも魅力的な女の子だと思ったから、
簡単に死んでしまうとは思えなかった。

ルシアの気持ち、お母さんの気持ち。
どの立場のひとの気持ちもわからないでもないです。

もう一度新たな人生を得て、再び人々の前に姿を表すときの、
彼女のピアノを聴いてみたいですね。






  ランキング参加しています。

↓『読んだよ』の印にぽちっと、していただけたらうれしいです。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
JUGEMテーマ:読書
| 春色 | その他のな行の作家 | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | - | - |
コメント
name:
email:
url:
comments:
トラックバック
トラックバック機能は終了しました。