本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。 ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
  ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。
  そのための覚え書きのような簡単感想メモになります。
  評価の☆を付けるのはやめました。

★最近のお気に入り
楽園のカンヴァス  原田マハ
ライアの祈り    森沢明夫
海賊と呼ばれた男  百田尚樹
百年法       山田宗樹
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ
妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ
東雲の途      あさのあつこ
困っている人    大野更紗  
自分のアタマで考えよう  ちきりん
もちろん澪ちゃんシリーズは大好きで新作を待ちこがれています。     
★2013年に読んだ本で好きな本

はかぼんさん
しのぶ梅 晴天の迷いクジラ きみはいい子 路(ルウ)桜ほうさら
さくら動物病院 青空の卵 南下せよと彼女は言う
火群のごとく

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猫のよびごえ
今までのシリーズも読んでいるのですが、
いやあおもしろい。
猫様に対しての下僕化が加速しすぎじゃないだろうか。
以前のシリーズで引っ越しの顛末、物件探し中に出会った猫さんのことなど書かれていたけれど、
熱海に引っ越した筆者は、熱海の海岸を散歩したくてたまらなくなり、
またまた多くの猫と出会っているのだ。
その他、保護団体からの預かりの猫さんなど、
新しい猫さんが来るたびに繰り広げられる先住猫さんとのやりとり。
どう見ても人間の方が下の立場である。
でも、みんなが生きていたこと、その時間を書き留めておくこと。
なんて素敵なんでしょうね。
すでにお別れした猫さんもいずれお別れする猫さんもこうして生き続けるのですね。
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あおぞらビール
好きな小説が多い作家さんなのでエッセイを読んでみました。
あららら小説のイメージとぜっんぜん違いますよ。
青春時代、かなり奔放に過ごしていたみたいですね。
森沢さん自身も友達もまあ珍事件が多くておもしろい。
こんな生活していたら楽しいだろうな〜
ちょっと経験したくないという事件も多いのですが、
個人的には103歳のあのおばあちゃんに会ってみたいものです。
 
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ビブリア古書堂の事件手帖5
五浦くんが栞子に告白をしてその返事を待つ間。
過去に栞子と係わりがあったひとが多く登場します。
またもマニアックな古書の情報があり、
古書に興味がないひとも、興味深く読むことができます。
私もそのひとり。
栞子の学生時代が垣間見られたり、
母親の登場で両親のことも少し見えてきました。
いろいろ謎の多い環境だけど、
ただただ本が古書が好きっていう気持ちがいっぱい伝わってきます。
明らかに、五浦くん(大輔くん)に対する接し方が良い方向に変わっていくさまも、
恋の始まりはこんなにも純粋で素敵なんですね。
そろそろ物語は終盤を迎えるそうです。
終わってほしくないような気もしますがどんな結末を迎えるのか楽しみです。
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お任せ!数学屋さん
数学が嫌いな遥が、あるひとりの転校生の出現によって人生が変わるほどの展開を見せる物語。
中学2年、ゴールデンウィーク開けにやってきた転校生の神之内宙。
特技が数学で、数学で世界を救うという彼は教室で数学屋を始める。
隣の席の遥が気になって声をかけると、
遥の目下の悩み。ソフトボール部で使うグローブが欲しいのにお小遣いが貯まらない。
そのためお小遣いの使い道により何か月後にグローブが買えるが計算する。
まあこの辺りは確かに数学で解決できますね。
次のグランドの大きい方と小さい方でもめている時も、
計算で等分にグランドを分ける。
これもね。

そして宙と遥、互いに気になりだしたころ。
突然宙がいなくなる。
ありがちな展開なんだけど、あまりに純粋なふたりにほろりとしてしまいました。
 
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ヒカルの卵
最近はいろいろなもののブームがあるけれど、
テレビとかマスコミで紹介され、
秘境と言われるところでも人気に火がついてたちまち行列になってしまうこともあるようです。
確か、たまごかけご飯で人気になったところもありましたよね。
そんなたまごかけご飯専門店を開いた男の奮戦記。
ムーさんてばほんと純粋で何も考えていないようだけど、
村のためそこに暮らす人たちのため頑張って頑張って生きているのね。
やはりモデルはあるようですは、これは小説。
でもこんな誰かの笑顔を見るために頑張るって正論だけどなかなか実際に続けるのは難しいこと。
でもその中に幸せになる要素がある。
自分もにこにこ笑顔で生きなくちゃと思わせてくれる。
森沢さんの小説はいつも温かいです。
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猫とあほんだら
 筆者の猫エッセイ第三弾ですね。
なんだかいつもぐたぐたなんだけど猫に対する愛情が満ちあふれている感じ。
猫ちゃん好き好きっていうのともまた違う。
でも最高です。

こういう人ってどうして猫ちゃんに出会っちゃうのでしょう。
今回は引っ越すための物件探しをしているとき、2匹の子猫と出会ってしまった。
その猫ちゃんをホテルに匿う様子とか、あたふたしている様子が目に浮かびます。
それに奥様とのやりとりがすばらしくおもしろい。
なんですか。コントでもしているのですか。
猫は人間のことを下僕とみなし世界征服を企んでいるのではないか。
読んでいてそんな妄想をしてしまう。
猫ちゃん最高。


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大事なことほど小声でささやく
 スポーツジムに通う面々のそれぞれの事情。
2メートルと超えるマッチョなオカマでスナックのママ、
通称ゴンママ。
ジムで知り合ったひとはゴンママのスナックにも通うようになり、
そっと心の傷を癒していく。

不器用に生きているひとたちにそっとささやく言葉。
とてもあったかい。
そして生まれ変わって生きていく。

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ビブリア古書堂の事件手帖4
 JUGEMテーマ:読書

あっという間に4巻まで出ましたね。
ドラマにもなって注目されていて私の周りでも普段あまり読書をしないひとも読んだようです。

今回は栞子さんの母、篠川智恵子も多く登場します。
しかし栞子の母の対する心は閉ざされたまま。
余程本のことをよく知らないとわからない謎解き。
私にはちんぷんかんぷんでも栞子の興奮が伝わってきておもしろいです。
江戸川乱歩好きなひとにもたまらないでしょうね。
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ビーの話
 トンキーズという種類の猫知りませんでした。
猫ちゃん好きでブログとかネットでいろいろ見ているけれど、
やっぱり雑種が多いからですかね。

隣のうちで飼っている猫ちゃんが自分のうちにもよく遊びにくる。って
楽しそうです。
もちろんお隣さんも知り合いだから出来ることでしょうけれど。
そしてこのビーちゃんって子おもしろい。
アタマがいいのか悪いのか。
でも絶対に人間の言うことわかっていますよね。

外で生きるねこちゃんのこともたくさん出てきます。
猫の世界も決まり事ってあるのね〜
ボス猫らしき子の後ろに順に並んでごはんを待つ猫ちゃんたちとか、
素敵すぎ。
男女関係もいろいろあるのね。

私は今は犬飼いだけど、子供のころの家にはいつも猫がいました。
でも外へも自由に行っていた時代でした。
今はやっぱり家の中で飼ってあげたいですね。

ビーちゃんにあまあまになっちゃう群さん。
最高。
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かのこちゃんとマドレーヌ夫人
少し前から気になっていた本です。

かのこちゃんという小学生1年生の女の子と、
猫のマドレーヌ夫人のお話。
読む前は、猫とお話できる女の子の話だと思っていたのですが、
そんな単純な話でなく、ひとひねりされていました。
飼っている犬の玄三郎の所にある日やってきた猫。
そのアカトラの猫がマドレーヌ夫人。
その他、キジトラの和三盆。
三毛猫のミケランジェロ。
ブチでこの辺り一番の老猫のキャンディ。
猫同士の会話が描かれているのがおもしろい。
本当にみんなで話しているみたいでかわいい〜

子供らしい無邪気さのあるかのこちゃんと、
友達のすずちゃん。
ちょっとやんちゃな男の子や、学校でのできごと。

かのこちゃんのお父さんやお母さんもいい感じで、
特にお父さん、謎が残りますね。
すずちゃんのお父さんは、やっぱりの展開でしたが、
なんとも不思議な空気が漂っていて、その中に飛び込んでみたくなります。
猫ちゃんともお話したい〜







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