本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。
ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
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ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。 |
舞台
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2014.03.06 Thursday 19:56
って母親の立場で見てしまう。 父親が嫌いだけど、亡くなった父親が残してくれたお金でひとりニューヨークへやってきた若者。 29歳の葉太。 来て早々かばんを盗まれたものの届けることもできずひとり彷徨う。 亡霊が見えたり、躁鬱のような状態になり、ちょっとやばいのではという状況ですよ。 すごく困っているのに素直に助けを求めることも出来ないし、 見栄っ張りな若者だな。 子供がこんなだったら喝入れたい。 母親のこともよく思っていないようだけど結局はその母親の助けで帰国することに。 あ〜あ。 若いときはこんな馬鹿やっても許されるのかな。 やってみないとわからないか。 このあと舞台にたてるようにね。 | ||
円卓
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2011.05.30 Monday 00:42
孤独や、ちょっと不幸な出来事に憧れる。 例えば、友達がものもらいで眼帯をしてきたこと。 もらいものと、間違えて覚えたりくすっと笑ってしまうのだけど、 平凡な生活の良さを感じるより、 変わった言葉や、大人なことに憧れる。 自分に忘れていた感情を思い出しました。 | ||
通天閣
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2010.02.04 Thursday 20:51
大阪の人にとっては通天閣は特別な存在なのでしょうか。 通天閣の側に住む人たちの日常。 町工場で働く独身中年男と、 恋人がニューヨークに行ってしまった女。 が、主な主人公。 恋人が戻ってくるのを待ちながらスナックでチーフとして働くのだけど、 またスナックのオーナーもママもホステスもおかしな子ばかり。 明日が来ることが朝が来ることが喜べない人たち。 読んでいて、その暗さにしんどくなってしまったけれど、 しんどくなったら、降りて歩けばいい。ってママも言っていましたね。 最後に少し明かりが見えてよかったです。 | ||
うつくしい人
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2009.05.17 Sunday 15:00
なんだか登場人物みんな、病んでいるような・・ んーー暗い。 なにもない島にある素敵なホテル。 そこへひとり旅にきた女。 仕事を辞めても、お金は親が出してくれる何も言う事無い立場なのに、 考えることが後ろ向き。 引きこもりの美しい姉に対してのコンプレックス。 ホテルで出会った二人の男も病んでいるぞ。 でも印象に残った言葉があります。 吸収すること、身につけることだけが、人間にとって尊い行為なのではない。 何かをかなぐり捨て、忘れていくことも、大切なのだ。 『読んだよ』の印にぽちっと、していただけたらうれしいです。 | ||
こうふく あかの
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2008.05.10 Saturday 18:57
との作者の言葉でしたので、 続けてこちらも。 つながりを探す楽しみもありました。 プロレス・猪木 が、キーワードですね。 突然妻から、妊娠した。と聞かされた夫。 身に覚えがなかったらそりゃあびっくりするわな。 妻もすごいな。 いったい誰の子か・・ 会社で部下に好かれるいい上司になるための努力というか、 手のうちはちょっと痛いな。 自然にやるならいいけどね。 いろんなことがずれてずれてこうなっちゃいました。 って、怖い話です。 女のほうが怖い・・・? ランキング参加しています。 ↓『読んだよ』の印にぽちっと、していただけたらうれしいです。 JUGEMテーマ:読書 | ||
こうふく みどりの
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2008.05.09 Friday 14:08
JUGEMテーマ:読書 私のなかでとても思い出深い作家さんなのでいつも気になっています。 今回は書店でぱっと目を惹く装丁。 『緑』って名前の14歳の女の子が主人公なんだけど、 そのお母さん、おばあちゃん、叔父さんの娘の藍ちゃん。 それぞれの人生がいっぱい詰まっています。 太字で時々入る文章は、いったい誰のことなんだろう。と 最初は思いましたが、 お母さんや、叔父さんの奥さん、叔父さんを殺したひとの奥さん。 ほとんどが女です。 気の置けない人たちが集い、 おばあちゃんに相談ごと持ちかけるひとも多く、 のんびり何も考えていないようで、 心に潜むものは重く。 でもみんな一生懸命生きているんだよね。 ちょっと気になる男の子。 これは初恋? なんともかわいい気持ちです。 ランキング参加しています。 ↓『読んだよ』の印にぽちっと、していただけたらうれしいです。 JUGEMテーマ:読書 | ||
きいろいゾウ
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2006.04.09 Sunday 20:16
自分でそれを選ぶこともあるでしょう。 また、ひとり暮らしをちょっと、うらやましい。と思ってみたり。 誰かのためにすることが、少しめんどくさくなる時があったり。 でもやっぱり一番近くにいる人が、一番必要な人。 そう感じることが出来る人は幸せだと、思う。 私には21歳の時から、そんな人がいる。 毎日そう感じているわけじゃないけれど、 時に、すれ違いを感じることがあるけれど、 せかいでいっとう必要なのです。 そんな事を感じさせてくれた本でした。 ランキング参加しています。 よかったら↓ぽちっとお願いします。 JUGEMテーマ:本の紹介 | ||
あおい
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2006.01.11 Wednesday 20:54
そんな西さんのデビュー作だそうです。 本編のあとにひとつ短篇があるのだけど、読み終わってこの日記を書こうと思ったら、あとの短篇の印象が強くて、最初の話が思い出せなくてあせってしまった。 今さっき読んだ内容が思い出せないなんて、かなり老化現象だよ(*_*) だから本を見ないで思い出してみた。 主人公は誰?他の登場人物は? よかった。思い出せた。 昨日食べたものが思い出せない時ってありませんか。 あ〜軽くやばいですよね(^^ゞ だいたい思い出したと思って本を開いたら、一番最初の素敵な文章のことはすっかり全然覚えていなかった・・・ でもこの本は読み終わってから、この最初の部分だけ読みかえしてみるのがいいと思いました。 すてきなことに出会えるかも・・・ ランキング参加しています。 よかったら↓ぽちっとお願いします。 JUGEMテーマ:本の紹介 | ||
さくら
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2005.05.09 Monday 10:06
実は買っただけで、読んでいない本がたくさんありまして・・・(;^_^ 一昨日ふと、読み始めたのは 『さくら』西 加奈子 新聞に載っていた書評を読んだら、読みたくなってすぐに買いました(実はそういう本がたくさんある・・) あまり難しい本はなかなか読み進まないという、恥ずかしい私ですが、この本はも〜ほんと一気!でした。一昨日夕方読み始め、とまらなくて夜中の2時に読み終わりました。 つまり、これ程夢中になる本だったのです。 以下、ねたばれになってしまうので、知りたくない方は、読まないで下さいね。 あるひとつの家族の物語です。さくらとは、犬の名前。 私は動物ものの話に弱く、すぐに泣いてしまうのですが、 最初はそういう動物物語なのかと思いました。 でも、只の動物物語ではありませんでした。 犬を飼っている私には、共感する部分もたくさんあり。 一(はじめ)兄ちゃんのモテモテぶり。ミキの破天荒ぶり。 悲しすぎる、恋。涙・・・ 最後のサクラには、びっくり!いや、笑った・・! つらい事があっても、新しい年はやってくる。 愛があふれている毎日でありますように・・ 私も尻尾を振ろうと思いますヽ(*^^*)ノ ランキング参加しています。 よかったら↓ぽちっとお願いします。 | ||