本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。 ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
  ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。
  そのための覚え書きのような簡単感想メモになります。
  評価の☆を付けるのはやめました。

★最近のお気に入り
楽園のカンヴァス  原田マハ
ライアの祈り    森沢明夫
海賊と呼ばれた男  百田尚樹
百年法       山田宗樹
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ
妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ
東雲の途      あさのあつこ
困っている人    大野更紗  
自分のアタマで考えよう  ちきりん
もちろん澪ちゃんシリーズは大好きで新作を待ちこがれています。     
★2013年に読んだ本で好きな本

はかぼんさん
しのぶ梅 晴天の迷いクジラ きみはいい子 路(ルウ)桜ほうさら
さくら動物病院 青空の卵 南下せよと彼女は言う
火群のごとく

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ぽろぽろドール
人形に関わるお話ばかり6つの短篇があります。
登場人物はどこか、『痛い』と感じる人ばかりでなので、
暗い雰囲気もありますが、
私は、嫌いじゃありません。

人形=祟りと想像してしまう部分もあるので、怖さもありますが、
人間とそっくりによく出来た人形たちに、
気持ちを寄せるのも悪くないかもしれません。
だって、それによって少しは救われているのですから。










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| 春色 | ー豊島ミホ | comments(0) | trackbacks(0) |
リテイク・シックスティーン
 やはり青春ものは豊島さんですね。
この1冊のなかにいろんな人生の要素がありました。

小峰沙織は、友人の貫井孝子から意外な告白をされる。
それは、自分は未来から来た。
と、いうこと。
27才になっても無職な孝子は、高校生から人生をやり直したいと思って来たのだと。

信じられないことだけど、
孝子が時々する未来話に少し興味を感じてしまう。
その未来が本当だとしても、
そのままでなくてもいいのではないか。
ほんの少しのことで、未来は変わってしまうのだろうか。

進学校に通う高校生たち。
大学進学のための文理選択から始まり、
将来のことを考えざるを得ない時。
自分の将来はこのままでいいのか。

人生は一度だからこそ、
後悔のないようにと、行動するのが人間かもしれないですが、
孝子みたいに、戻りたいと思って戻れるのなら・・

以前にも書いたと思うけれど、
私は戻りたくない。どの時代にも。

もうひとつの人生なんて考えられない。

物語の中の高校生たちは、どんな選択をしたのでしょう。
戻ったとしてもやっぱり人生は一度だけ。






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東京・地震・たんぽぽ
地元の本屋さんで、サイン本を見つけた。
なんだかうれしい。
だけど私、作者の名前間違っていました(すみません)
とよしまさん、だと思っていた。
としまみほさんでしたね。
まだ25才なんだとか。
檸檬のころを読んだのはもう2.3年前になるから、ほんと若い作家さんなのね〜

さて、これは東京で大きな地震が起こった設定での
いろんな人達の様子です。

ちょうど難を逃れるひと、その逆のひと。
助かったと安堵するひとがいれば、建物の下敷きになってしまうひとも。
読んでいて、意外と冷静なひとが多いな。と思いましたが、
実際に大地震の経験がないので、どうなるか想像できません。
ただやっぱり阪神大震災とか、海外の大きな地震の報道をみると、
冷静ではいられないでしょうね〜

私が住んでいるところは、随分前から大きな地震が起こると言われ
いまだ起きておません。
でもいつ起こるかはほんとわからないし、
東京みたいな都会で起きたら大惨事でしょうね〜
起きないことを祈りつつ、出来る備えもしておきたいですね。



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エバーグリーン
最近いろいろやりたい事も多く、読書がなかなか出来ませんでした。
好きなタイプの本を読んでいたのに。

爽やかで切ない。そんな青春ものが多い作家さんですね。
以前読んだ、『檸檬のころ』もとても好きだったのですが、
今度映画化されるみたいで、うれしいです。

自分のころを思いながらも、大人の視点で見ています。
夢と現実を、共用できた人。ってどの位いるだろう。
特に、ミュージシャンを夢みて、都会に出て。って若い子。
たくさんいるのでしょね〜

中学の卒業式の日。
10年後の再会を約束する、シンとアヤコ。

約束を忘れることなく、それぞれの道を歩むふたり。

夢が実現しても、しなくても、約束はふたりを縛っているみたい。

約束があったから、がんばれたのか。がんばろうとしたのか。

どんな状況だろうと、再会したふたりの気持ちは、新しい出発の日ですね。


ただ、最後、再会する場面、説明のような表現が多く、
読んでいて、ちょっと冷めてしまったしまった気がするのが残念。

でも好きな話でした。


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檸檬のころ
思春期の難しい年ごろの我が家の子供達の気持ちがわかるかな〜と思って・・・

最近私は、日記でよく、青春という言葉を使うけれど、最近あまり使わないのかな〜
でもいいです。やっぱり、青春はいいな〜

ちょっと生意気だったりするけど、純粋で。
好きなことに夢中で、時間のたつのも忘れ。
大人になってしまってから、思い出すことが、ちょっと痛いことであっても、
あの頃はあの頃で、真剣だった。

この作品は、作者の豊島さんに言わせると、『地味な人なりの青春』らしい。


今まさに私の子供達は、この小説の舞台となる青春時代を生きています。

いっぱい背伸びして、大人っぽい事をしたい娘。
そんなに焦らなくても、今は今しかないのに。

大人になると、若い時にあ〜しておけばよかったのに。と思うことが多々あります。
そんな思いを子供たちに伝えたい・・・親の夢を押しつけることでは決してなく。

いつか娘もそんな親の気持ちに気付く時がくるでしょうか


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