本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。 ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
  ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。
  そのための覚え書きのような簡単感想メモになります。
  評価の☆を付けるのはやめました。

★最近のお気に入り
楽園のカンヴァス  原田マハ
ライアの祈り    森沢明夫
海賊と呼ばれた男  百田尚樹
百年法       山田宗樹
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ
妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ
東雲の途      あさのあつこ
困っている人    大野更紗  
自分のアタマで考えよう  ちきりん
もちろん澪ちゃんシリーズは大好きで新作を待ちこがれています。     
★2013年に読んだ本で好きな本

はかぼんさん
しのぶ梅 晴天の迷いクジラ きみはいい子 路(ルウ)桜ほうさら
さくら動物病院 青空の卵 南下せよと彼女は言う
火群のごとく

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だから荒野
夫婦の子供ふたり。
どこにでもある家族。
それも子供が思春期ともなると想像していたように子供は育っていないし、
亭主は勝手だし。
世の奥様方の不満を一手に引き受けて飛び出した。みたい。
誕生日だからとイタリアンレストランを予約したものの、
自分が運転するはめになるし、
料理にも文句言う上にプレゼントはないわ。
勝手なことばかり言うだんな。
奥さんにプレゼントしないの当たり前なんですか。
なのにゴルフで知り合った人妻とかスナックのママに何か贈ろうとしているし。
自分の所有物なんですか。奥さんって。
そして自分の思い通りになるのが当たり前だと思っているとか最悪。
まあ得てしてだんなさんて奥さんの話聞かないですよね。
聞いてるふりして何にも聞いていないし理解しようとしない。
ここで私の不満を言っても仕方ないですが・・
そんな不満が募り食事の途中で飛び出した朋美。
とりあえず車があるので高速に乗ってどこかに行こうと走り出す。
道中いろいろハプニングありだまされたり出会いがあったり、
ドラマのようです。
結局長崎に着き、知り合ったおじいさんの家でお世話になり、
なぜか次男もやってきて・・
家族崩壊になりかけああこのままじゃ離散だわ。と思っていたところ、
再会するきっかけがあり。

実際いろいろな事情で離婚するひとも多いのだろうけれど、
ほとんどの人は思いとどまるのではないかと思う。
主婦は世間を知らないかもしれないけれど、
だんなさんだって自分の会社だけかもしれない。
決めつけないでどうか話し合いを。
普段から少しでも相手のことを思いやる気持ちがあれば。
やっぱり家族といえども他人。
思いあって気遣って話し合って作っていくのが家族だと思う。
簡単ではないけれど、やめるのだって難しい。
 
| 春色 | ー桐野夏生 | comments(0) | trackbacks(0) |
東京島
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桐野さんの作品はなかなか衝撃的なものが多いですね。

無人島に漂着した31人の男と1人の女。
どんなサバイバルがあるのかと思いました。

確かにサバイバルな暮らしですが、
女がひとりのため、性の感心が高いようで・・・

しっかし脱出できないものでしょうか〜
簡単に脱出できたら話は終わってしまうでしょうけれど、
なんとも不思議な生活を始めます。

よく無人島に行くとしたら、何を持っていく?
という詰問がありますが、
食糧はもちろん必要だけど、
土地があれば何かしら生き物がいるみたいだし、
蛇でもなんでも食べるしかなくなる。

紙ってあるといいみたい。

最後の展開は予想しませんでした。

へ〜って感じ。


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| 春色 | ー桐野夏生 | comments(0) | trackbacks(0) |
残虐記 (新潮文庫 )
んーーーー
読んでいて楽しくはない話だけど、引き込まれてしまっていた私。

誘拐監禁された少女と、犯人の男との関係は???
現実に、かなり長い間監禁された事件もありましたね。

密室での出来事は、謎に謎を呼び、
助け出されたあとも、周囲の目は鬼気としている。


誰にも真実を話さなかった少女は、小説(手記)の中で真実を語る。

少女のころの記憶は、ずっと変わらず残っている。
話したくなくても、形は残る。

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| 春色 | ー桐野夏生 | comments(0) | trackbacks(0) |
魂萌え !
また人生を考える。というような本を読みました。
厚い本だけど意外に早く読めました。小説だけど、こんな人たち本当にいそうだな〜って感じでした。

私はあと20年たったら、この小説の世代。どうしているだろう。

主人公敏子みたいに自分のやりたいこともやらず、家庭のため、主人のため、子供のためにしてきたつもりが、全然知らない夫の世界があった。なんて。
お互いのことを、あまり知ろうともしていなかったみたいたから、あんな事になったのだろうか。

でも、なんだか読んでいて、暗くなってしまいそうだったので、今度は楽しい本を読むことにします。

| 春色 | ー桐野夏生 | comments(0) | trackbacks(0) |