本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。
ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
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ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。 |
僕の明日を照らして
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2014.03.04 Tuesday 15:59
瀬尾さんお得意の分野ですね。 でも中学2年の隼太があまりに大人な考えをするので逆に心配です。 母親が再婚して新しく父親としてやってきたのは、 近くて評判のいい歯医者さんの男性。 優ちゃんと呼ぶその男はこともあろうか、隼太に暴力をふるうのだ。 もうそれだけで許せないのだけど、 時々切れて隼太に虐待する優ちゃんのことを母親にだまっているし、 自分たちでなんとか解決しようと努力する。 なんて涙ぐましいのだと思うのだけど、 あまり悲惨さはない。 どうしてそこまでされて優ちゃんのこと嫌いにならないのか。 母親に話さないのか。 何か理由があるのかもしれないけけれど、子供を虐待するのはだめです。 いつか隼太自身に弊害が出るような気がして心配でなりません。 結局母親に知れることになり、 母親の行動はわかります。 子供を守る気持ちわかります。 それでも何が正解がわからないけれど、明日はやってくるから。 隼太の明日がいい日でありますように。 |
あと少し、もう少し
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2013.02.01 Friday 13:11
中学最後の駅伝に臨む少年たち。 今までの顧問の先生が移動になって新しく顧問になった先生はまったく陸上のことわからない女の先生で。 って公立の学校ではこういうことありますよね。 息子のときもそうだったな〜 いざ自分たちが上級生になってそういう状況になってしまうとやっぱりちょっとがっかりですよね。 人数も足りなくてなんとか集めようとするけれど・・ 駅伝の6区間を走るそれぞれの少年たちの、今までと現実。 ただ走るということからどれだけ変われるか。 苦しいだろうけど、走ることの気持ち良さも感じられ、 そしてひとりじゃない、みんなで走って繋ぐということの意味。 本当に、あと少し、もう少しって思いながら前へ前へ進んでいく少年たち。 これで終わりじゃないですね。 | ||
おしまいのデート
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2011.05.07 Saturday 00:19
ここ数年読書にはまったのがこの人のほんわかとした小説に魅せられたからでもあるのですが、 やっぱりイメージ通りで、安心します。 よかったです。 恋人同士だけでないデートがいろいろ。 両親が離婚後、父親と会っていたが父親が再婚したため、祖父と会うことになり、 母親も再婚するためじいちゃんとのデートもおしまい。 親の都合で子供も大変だなって思うけど、新しい家族とだってきっとデート出来るよね。 教え子と老教師の関係もいい。 高校の時、けんかをして叱られるかと思ったけれど、ただ飯食いにいこうと誘ってくれた上じいこと社会の教師。 毎月卵丼を食べるデート。就職が決まったとき最後の晩餐だと言って天丼を食べたが、 就職してからは、給料日が一緒に卵丼を食べる日になった。 ずっと続くかと思ったけれど、おわりはやってきた。 同じクラスの男同士のデートもまたいい。 捨て犬を見つけて公園で世話をするOLと中華料理屋でバイトする大学生。 わんこにそれはどうかな。って思うこともあったけど、 飼ったことのない二人があたふたしながら、微笑ましい。 ポチリンありがとね。 園児と保護者の父親。 ちょっと扱いが難しいと思う子がいる。 でも子供っていろいろちゃんとわかっているのよね。 子供扱いしちゃだめだよね。 ここは、これからたくさんデート出来るね。 よかったら↓ぽちっとお願いします。 JUGEMテーマ:本の紹介 | ||
見えない誰かと
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2009.03.25 Wednesday 18:54
いつもとっても温かい空気が流れている文章を書くかただと思うのですが、 現役の国語の先生なんですよね。 そんな教師としての体験から、いろんな先生が出てきます。 確かに先生も人間、尊敬できる方そうでない方いるかもしれません。 ちょっとおかしな先生もいるみたいだけど、 瀬尾さんの文章になると愛しく思えてきます。 それにしてもこれって、実話なんですよね。 書かれている本人は、びっくり! っていう話題もありますよ。 ご自身の妹さんの話には笑いました。 妹のことをかわいいと思っているのは自分だけで、 実際はたいしたことないようだ。なんて。 妹さんの感想聞きたいものです。 そろそろ小説の新作が読みたいですね。 | ||
戸村飯店青春100連発
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2008.04.16 Wednesday 18:00
JUGEMテーマ:本の紹介 瀬尾さんの作品の温かさが満載の本でした。 兄弟っていいな。 自分が一人っ子なので特に思いますね。 近くにいるときは、余り言葉も交わさず仲が悪いのかと思えるのに、 本当はとってもお互いのこと好きなのよね。 我が家の息子と娘の兄妹も、大学生になって仲良くなったような気がします。 ふたり共、家から出ているから何かと相談もしているみたい。 そんな様子に親は安心します。 本からそれてしまいましたが、 大阪の元気で明るい雰囲気も大好きです。 戸村飯店で食べてみたい。 高校卒業して跡を継ぐと言った弟に対してお父さんが言った言葉がさすが! よく見ているよ。子供たちのこと。 ランキング参加しています。 ・応援ありがとうございます。 よかったら↓ぽちっとお願いします。 JUGEMテーマ:読書 | ||
ありがとう、さようなら (ダ・ヴィンチブックス)
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2007.07.11 Wednesday 15:58
まあ本当にほのぼの心暖まります。 最近ミステリーばかり読んでいるせいか、 ちょっといいことばかり書きすぎじゃない? なんて勘ぐる私は心乱れているのかな こんな先生いたらいいですね。 初めてファンの人に会ってうれしかった。って件がありますが、 しばらく読書から遠ざかっていた私の読書熱を熱くしてくれたのは、 瀬尾さんの小説の数々です。 前に日記に書いていると思うけれど新刊を楽しみにしているひとりです。 ファンレター書こうかしら ランキング参加しています。 よかったら↓ぽちっとお願いします。 JUGEMテーマ:本の紹介 | ||
温室デイズ
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2006.08.08 Tuesday 10:56
速攻読んだのですが、今回は、後味があまりよくないかな〜 みちるも優子も、とてもがんばっていると思うのだけど、 途中の展開は、ないよ。 いじめの描写は、読んでいてやっぱり、気持ちが沈む。 どうしてわかってもらえないの。 それはないでしょ。 そろそろそこで、みんなわかり合えてもいいのではないかしら。 ドラマだったら、先生なり誰か大人が、解決の糸口を見つけるのに。 頼りにならない先生。特に担任の田中先生は、あんまりだよ。 わかっているくせに。 本人達がこんなにがんばっているのに、最後、あれで解決したと言えるのかな〜 完全に、はい。みんな仲直り。って終わり方も嘘くさいけれど。 とにかく最後までがんばった、みちるはすごいよ。 この先、いい事が待っていますように、祈らずにはいられません。 ランキング参加しています。 よかったら↓ぽちっとお願いします。 JUGEMテーマ:本の紹介 | ||
強運の持ち主
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2006.06.03 Saturday 19:38
失礼になってしまうといけないのですが、 瀬尾さんの本は、いつもとても、やさしくわかりやすい内容なので、 読書をあまりしない人のも、敬遠している人にも、 お薦めしたいです。 複雑な話を読み解いていくのもまた、おもしろいのですけれど。 さて話は、なりゆきなのか、簡単に占い師になってしまった女の子のお話で。 いろんな相談があって、それにどう答えていくのか、 とてもおもしろかったです。 占いも、捉え方ひとつ・・・なのかな。 朝のTVの占いも、いつもちょっとだけ気にしている私でした。 ランキング参加しています。 よかったら↓ぽちっとお願いします。 JUGEMテーマ:本の紹介 | ||
図書館の神様
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2005.10.19 Wednesday 09:23
だけどやっぱり、本にはいろんな発見があって、刺激的です。 たったひとりの文芸部員と、たまたま顧問になってしまった先生とのやりとりが楽しい。 夢中になって読んでいておもしろくて思わず誰かに伝えたくなってしまうあたりは、私がこうして日記に感想を公開している理由と、つながっているみたいに感じます。 | ||
優しい音楽
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2005.09.25 Sunday 13:36
後半、読みやすい本ばかり読んでいましたが。 続けて瀬尾さんの本を読みましたが、題名通りの、優しい・・・お話でしたね。 相手のことをとてもよく考えていて、いい時間が流れます。 2作目3作目は、また一味違って笑ってしまいました。 | ||