本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。 ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
  ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。
  そのための覚え書きのような簡単感想メモになります。
  評価の☆を付けるのはやめました。

★最近のお気に入り
楽園のカンヴァス  原田マハ
ライアの祈り    森沢明夫
海賊と呼ばれた男  百田尚樹
百年法       山田宗樹
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ
妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ
東雲の途      あさのあつこ
困っている人    大野更紗  
自分のアタマで考えよう  ちきりん
もちろん澪ちゃんシリーズは大好きで新作を待ちこがれています。     
★2013年に読んだ本で好きな本

はかぼんさん
しのぶ梅 晴天の迷いクジラ きみはいい子 路(ルウ)桜ほうさら
さくら動物病院 青空の卵 南下せよと彼女は言う
火群のごとく

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あるキング
 弱小球団仙醍キングスの監督が亡くなった日に生まれた男の子。
その弱小球団の大ファンな両親は子供に、王求と書いて「おおく」と名前を付ける。
将来、仙醍キングスに入団するのだから、
王という字を入れたい。
王に求められるはずだから、王求。
この両親、すごいというかおかしいんじゃないかと思うのだけど、
なんだか王求は、これでいいんじゃないかとも思えてしまう展開が待っていました。

小さな頃から野球の為だけに生活する。
徹底的な英才教育のようだけど、
ちょっと違う。

そうなることが当然であると思える。

途中殺人事件まで起きてあららと思っていたら、
困難な道を乗り越えていくからこそ、その先がある。
かのような展開。
不思議だ。
なんなのだろうこの雰囲気。
でも、嫌いじゃない。

どうも伊坂氏の『オーデュポンの祈り』に雰囲気が似ているように思ったのだが、
最後に、いつもの僕の小説と違うとの氏の言葉がありました。






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| 春色 | ー伊坂幸太郎 | comments(5) | trackbacks(1) |
オーデュボンの祈り
 ありえない設定なのに、これでもいいのだと思わせてしまう物語。
伊坂氏のデビュー作だそうですが、
さすがに読ませる作家さんですね。

強盗に失敗した主人公がいつの間にか連れてこられた見知らぬ島。
100年以上も外の世界から孤立している島。
そこにいる人たちはみな奇妙だけど、どこか憎めない。

孤立しているのにどうしていろんなものがあるのだろう。
轟という男だけが舟で行き来していろいろなのもを持ち帰るそうだけど、
ありえない。
最初小さな手こぎボートのようなイメージだったのが、
車も運べるほど大きな舟だとあとでわかりましたが、
それにしてもおかしい。


島に着いてからの主人公、伊藤のこと。
時にでてきる伊藤の亡くなったおばあちゃんの言葉。
そして一番赦せない警官で伊藤の同級生である悪党、城山。
そしてもうひとつ100年以上前、島が孤立するころの人々。

伊藤の島での生活を軸に、
他の3つの柱が物語に彩りを与えて進みます。

未来がわかるというカカシの存在。
カカシが何故しゃべるのか、ありえないのだけど、
このカカシはしゃべるのだと納得させられてしまう雰囲気。

島と鳥の存在が鍵だと読み進むうち、
少し前に読んだ『漂流』を思いだしました。

こちらは無人島でなくいちおきちんと人々が生活しているのだけど。

島は、当たり前だけど周りが海。
簡単に行き来できないということが、
人々を孤立させ、伝説のような物語が生まれるのだろうか。

島の数だけ、物語ができそうです。

後半、人々の不可解な行動の意味がいちおの説明が付いたとき、
背景がやっと明るくなったように思いました。





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| 春色 | ー伊坂幸太郎 | comments(0) | trackbacks(0) |
砂漠
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大学生たちの、1年から4年、四季のできごと。

入学したての気持ち。出会い。
友達が超能力者?
個性あふれる友達。

やっぱり美人さんが登場して、
意外な人が好きになったり、
犯罪に巻き込まれそうになったり、
巻き込まれてかなり大変なことにもなりました。

いろんな事に悩みながらも、
成長する時ですね。

1年のときの浮かれた気持ちが、卒業のころににはどんな風になるでしょう。

我が家の大学生の子供たちを想像して読みました。
あまり危険なことには関わってほしくないけれど、
時間が過ぎるのが早いとき。
得るものがありますように。



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| 春色 | ー伊坂幸太郎 | comments(0) | trackbacks(0) |
ゴールデンスランバー


いやーーーー長編ですが、ノンストップでした。
おもしろかった。
臨場感あふれるというか、これは映画化などよさそうですよね。
最後に筆者が、真に受けなければいいな。とあるように、
真に受けてしまいそうでした。

一言で言ってしまえば、濡れ衣を着せられた男の逃亡劇ですが、
あまりに理不尽で、逃げて〜と思う反面、
どうしてこんなことになったのか、ずっと怖さがありました。

当たり前のことが通じない世界。
個人情報は筒抜けだし、自分が何者か不安になる。
信じられるのは誰か。
国を揺るがすほどの犯罪になぜ、関わっているのか。
やっていないのに、やったと言ってしまいそうになる恐怖。


人生の最大の武器は、習慣と信頼だ。







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| 春色 | ー伊坂幸太郎 | comments(0) | trackbacks(1) |
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
タイトルだけでは、どんな話か全くわかりません。
ただ最近のランキングではずっと上位にはいっているから、
やっぱり読んで正解だったかな。

ただ動物虐待のシーン、本の中でもつらいです。
動物をいじめるとかありえない。

現在と二年前とが交互に出て、
途中からつながりがわかるのですが、後半あんな展開になるとは全く思わず、 ちょっと悲しい。

コインロッカーのエピソードは素敵。

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| 春色 | ー伊坂幸太郎 | comments(0) | trackbacks(0) |
終末のフール
あと8年で、隕石が地球に衝突して地球が滅亡する。という背景の中、その期限があと3年となった中で生きている人達の話。
やっぱり、自分だったらどうだろう。って考えてみる。
地球最後の日に、誰と過ごしたいか。とか、何を食べたいか。とか。

その前にやっぱり冷静ではいられないだろうな〜


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