本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。 ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
  ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。
  そのための覚え書きのような簡単感想メモになります。
  評価の☆を付けるのはやめました。

★最近のお気に入り
楽園のカンヴァス  原田マハ
ライアの祈り    森沢明夫
海賊と呼ばれた男  百田尚樹
百年法       山田宗樹
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ
妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ
東雲の途      あさのあつこ
困っている人    大野更紗  
自分のアタマで考えよう  ちきりん
もちろん澪ちゃんシリーズは大好きで新作を待ちこがれています。     
★2013年に読んだ本で好きな本

はかぼんさん
しのぶ梅 晴天の迷いクジラ きみはいい子 路(ルウ)桜ほうさら
さくら動物病院 青空の卵 南下せよと彼女は言う
火群のごとく

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花のベッドでひるねして
海辺でわかめにくるまって捨てられていた赤ちゃん。だった私。
子供に恵まれない大平家のお母さんが見つけ、
大平家の養子になり育てられたから育ての親なんだけど、
赤ちゃんだった私はその頃の悲しみなんて覚えていないし、
普通に家族だ。
大平家のひとたちは皆不思議だけどいい雰囲気で、
誰から生まれたとかどこから来たとかなんて関係なく、
一日一日を大事に、命を大事に暮らしていくということをとても感じるお話でした。
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スナックちどり
女のいとこ同士、それぞれ哀しみを持ちイギリスのはじっこガイドブックにもあまり載らないという地方への旅。
友達とは違ういとこという関係がふたりを繋ぐ。


 
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High and dry(はつ恋)
14才の女の子のはつ恋のお話。
小さいころから大人が周りに多かった夕子は大人っぽい感じがします。
絵画教室の先生である、キュウくんこと久倉先生が好き。
これは恋!?苦しくてしかたながい気持ちが、
なんだかきらきらしてる。
夕子の母や、キュウくんのお母さんもいい感じで、
魔法をかけられたような出来事が起こります。
でも残念なのは、自分がそういう気持ちを忘れてしまっていること。
14才の気持ちになれないのは当然かもしれないけれど、
冷めた目で読んでしまった自分がいやでした。




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SLY
 実際にエジプトに旅行に行き、
小説を書くことにしたらしいです。

途中にはさむ絵や、最後にある写真がエジプトの空気を盛り上げていますね。
とてもエジプトが好きになりそう。

小説では、友達のHIV感染がわかり、
少し死を意識したままエジプトに旅行へ行く。
今まで何も考えずに普通の生活をしていたのに、
急に『死』を考えざるを得ない。
なんて言葉をかけていいのか。
どんな風に接したらいいのか。
もしかしたら自分も感染しているかもしれない。
検査の結果を聞かないままエジプトへ向かう。

でも、そんなことを忘れてしまうほど、
エジプトでの旅行の雰囲気がとてもいい。

旅先だからこそ、感じるのかもしれないし、
日本に帰って、病気が治るわけでもない。
でもこんな時間を過ごすのは悪くないはず。




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アルゼンチンババア

評価:
よしもと ばなな,奈良 美智
ロッキングオン
おもしろいな〜こういうの。

アルゼンチンババアと呼ばれているユリさんのキャラが最高です。
外から噂しているだけじゃ、わからないものよね。
なんでも。
なんとなく、そばにいたくなってしまう人っていると思うけど、
これまた強烈な個性で、私はちょっと苦手な人かな〜
実際に付き合ってみると違うのかもしれないけどね

妻を亡くした夫。
母を亡くした娘が、それぞれ再生する過程は
生きていくにはこれでいいのよ。
と思える展開です。

どうもかなり汚く不潔らしいアルゼンチンババアが、最後には素敵に思えてしまうことに
彼女の魅力が隠されているのですね。




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デッドエンドの思い出 (文春文庫)
ちょっとせつなくなってしまうものもあるけれど、
温かい気持ちになれる短編集。

不器用な主人公が多いかな。
でも愛すべき存在。
いいな、こういうの。


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ひな菊の人生 (幻冬舎文庫)
大切な人を亡くす悲しみがたくさんあるのだけれど、
人生は続く。
悲しんでいるだけでなく、温かい思い出もある。

こんな人生を振り返る本を読むと、考えてしまう。
毎日毎日、事件や事故で、命を落とす人の人生は、
ある日突然終わりがきてしまう。

先のことは誰にもわからないのだから、自分だっていつどうなるかわかりません。

ただ一度の人生。
どう生きればいいのだろう。

ちょうど最近娘が、進路の事で悩んでいたりして、
したい事が見つからないと、言います。

16才の娘。
これから、どんな事にでも挑戦できるように思います。

でもやっぱり、ただ一度の人生だから、悩むのですよね。


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イルカ

評価:
よしもと ばなな
妊娠・出産の時の不思議な感覚がとても素敵に描かれています。

思い出します。
子供達がお腹にいた頃・・・のこと。
初めて胎動を感じた時の驚きとうれしさ。
動く感じは今も覚えているけれど、幸せを抱きしめているようでした。
産まれたばかりの赤ちゃん。って本当に皆に幸せを運んできてくれますね。
この子の為なら何でもできる。って、思います。

ちょうどブログで知り合ったかたが出産されたばかりで、
かわいい赤ちゃんの写真が載せてありました。

そんな時、この本を読んだのが不思議な感じです。

我が家のかわいい元赤ちゃん達は18才と16才。
もうすぐ19才になる長男は、大学生活が
「めちゃくちゃ楽しい〜♪」と言っています。
GWも帰ってこないわけだわ・・
(ちなみにその言葉は、私が直接聞いたのではなく、電話で娘に言った言葉)
それから、息子の部屋を勝手に使っている娘に、
「突然帰る場合もある」とも言っていたそうです。

時が経つのは早いもの。
必要な時しか呼ばれなくなっても、それはそれで、
息子が自立しつつある事だから、うれしい事かな。

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