本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。 ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
  ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。
  そのための覚え書きのような簡単感想メモになります。
  評価の☆を付けるのはやめました。

★最近のお気に入り
楽園のカンヴァス  原田マハ
ライアの祈り    森沢明夫
海賊と呼ばれた男  百田尚樹
百年法       山田宗樹
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ
妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ
東雲の途      あさのあつこ
困っている人    大野更紗  
自分のアタマで考えよう  ちきりん
もちろん澪ちゃんシリーズは大好きで新作を待ちこがれています。     
★2013年に読んだ本で好きな本

はかぼんさん
しのぶ梅 晴天の迷いクジラ きみはいい子 路(ルウ)桜ほうさら
さくら動物病院 青空の卵 南下せよと彼女は言う
火群のごとく

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facebook
評価:
ベン・メズリック

何かと話題の、世界最大となったSNS「facebook」を作った人物の伝記のようなものだと思って読んだのですが、
当事者のマーク・ザッカーバーグが取材に応じなかったことで、
彼の親友でフェイスブック創業時に資金を貸したサヴェリンへの取材を元に書かれています。
実際の出来事にほとんど忠実に書かれているのでしょうけれど、
マーク自身の気持ちやいろいろな行動の訳がわかりません。
周囲の人々のことばかりなので、ちょっと残念。










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P.S.アイラブユー
 家族や友人に恵まれ幸せな生活を送っていた29才のホリー。
しかし突然の夫ゲリーの死という現実を受け止められず、
ただ泣き暮らす日々。
そんな時、実家に届いた手紙。
なんと夫ゲリーからだった。
病で戦っていた夫が密かに遺したもの。
それは妻ホリーへの手紙。
毎月1枚づつ開けるようにと10枚の手紙があった。
P.S.アイラブーユーで締めるその手紙には思いがけないことながら、
ホリーが前向きに生きていけるように示したそれは愛の籠ったものばかりだったのです。

読んでいて、会話の展開が日本人とは違うと感じるのですが、
アイルランドの首相令嬢の処女小説だそうですね。
日本と外国の違いだけでなく、
そこここに違和感を感じてしまい、感動的なストーリーだと思うのですが、
いまひとつ入り込めませんでした。

それでも、友人たちや、ホリーの兄弟姉妹、
キャラクターがはっきりしていて、おもしろいです。

出来過ぎの内容のラブレターだったけど、
新しい思い出を作る事が出来ない事実を前にして、
これほどの贈り物があるでしょうか。
もっと素直に感動すべきだと反省です。










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センス・オブ・ワンダー
さまざまな 環境問題が飛び交う中、
宇宙から見た地球の美しさを山崎直子さんが伝えてくれたり、
私たちの住む地球には、素晴らしい生命の輝きがあると、
語り伝えられてきた本ですね。
原文の写真ではなく、日本の写真を使っているそうですが、
日本も素晴らしい自然がいっぱいです。
少しでも未来に残していきたいです。
たった55ページ、写真とともにゆっくり噛み締めて読みたい本です。





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ガラスの街
 ポールオースターの小説処女作。
ファンの方も多いと思います。

ガラスの街のタイトルが内容をよく現しています。
間違い電話から始まったそれは、
都会の片隅で、自分はいったい誰なのだろうとの不安が渦巻き、
謎は増えるばかりで、
結局最後まで何も解決しないしわからないまま。
この理不尽さはいったい何なのでしょう。

どこでもない場所に身をおいてみる。
ゼロになることの快感だそうですが・・





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生きていることを楽しんで
 最後の特別編では、ターシャの写真がぐっと減って、
亡くなってしまったことを感じます。
その分、温かい絵や人形たちがたくさん。
ターシャが遺したものはとてもたくさんある。

人生感の総集編のような今作は更に、胸に響く言葉がたくさん。

前回、老いに対する姿勢のようなものを感じましたが、
更に感じたのが、変化した自分を受け入れる。
これって難しい。
なんとか以前のようにってみんな試行錯誤苦心するのに。

もっと、今を大切にしないといけないですね。

そのときそのときベストを尽くし、一日一日を楽しむ。
想像力の素晴らしさ。

打ち込める趣味や活動を探す。

この世は生きているひとのものだと言う言葉はとても奥が深い。
かわいがっていたコーギ犬が亡くなった悲しみをターシャはこうして乗り越える。

生きていることを楽しもう。


シリーズ4冊を読み終えて今、
ターシャの庭の風景が頭に浮かびます。
そしてその中に裸足で立っているターシャの姿も。






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今がいちばんいい時よ
シリーズ3は、 89才になったターシャ。

老いがこんなにも素晴らしいことだと感じたのは始めてです。
若いころに出来たことが出来なくなる。
体が思うようにならない。
老いを思うと憂鬱になっていた私ですが、
その時その時出来ることを楽しめばいいんだと、
当たり前のことなのに、
勉強になりました。


89才なのに。なんて言ったら失礼ですね。
まだまだやりたいことがあったターシャ。
この本が出たころはすでに他界されたころだったのでしょうか。
92才で永眠と最後にあります。

生きるってすばらしい。

この本を読むと、
涙が出るほどすばらしいって思える。






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楽しみは創り出せるものよ
 続けて、ターシャ・テューダーの言葉2です。

88才のターシャ。
彼女の暮らしぶりを見ると、なんて楽しそうだと思います。
花々に囲まれた庭の美しさ。
料理や手仕事、子供達への接し方。
どれもただ楽しいだけではないと思うのに、
やることいっぱいで忙しいと思うのに、
この余裕さはいったい。

決して無理にしているわけではないからでしょうか。
やりたいからやる。
自分から行動することの大切さ。
周りの状況のせいで出来ないとはなんて愚かな考えなんだと、
反省しきり。

今が一番楽しいとき。と言い切れる生き方って本当にすごい。






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思うとおりに歩めばいいのよ
 友達から、私の愛読書だから読んでみて。と借してもらいました。
以前、ガーデニングにハマっているころ、
ターシャ・テューダーの庭を参考にしたりしましたが、
こちらのシリーズをちゃんと読むのは始めてでした。

1冊目のとき、ターシャは87才。
アメリカ・バーモント州の山奥でナチュラルライフを満喫する彼女の言葉集です。
きれいな写真も、彼女の言葉を引き立てます。

87才にしてなんとポジティブ。
庭の花々も木々も、コーギもお茶の時間も暮らしのすべてが美しい。

生きているだけでもありがたい。
という彼女の言葉は当たり前のことだけど、
とても胸にしみる。

自分の思うままに生きて暮らしてきた彼女はもしかしたらわがままなのかもしれない。
何故こんなにも、1830年代の暮らしをしたかったのだろう。
でもそう出来る生き方をしてきたのだと思うし、
それが心地よくもあったのだろう。

人生に悔いがないから、死さえ怖くない。と言う。

思うようにならないのが、人生だと思っていた。
忙しすぎる人たちに是非読んで、傍らに置いておいてほしい本ですね。










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堕ちてゆく男
あの9.11の衝撃をモチーフにした小説。

ビルの中にいながら奇跡的な生還を果たしたキースは、家族の元へ帰る。

が、すでに崩壊していた家族たちとの暮らし。
愛人との関係。
妻の母親たち老人たちの老いの問題。
そしてそしてテロリスト側の男が登場。
あれだけのことを起こした人物のことは誰もが知りたいことでしょう。
実行犯たちのそのときの行動。
駒のひとつだったのだろうが、
やっぱり赦せないです。
これは小説だとわかって読んでいても、多くの失った命を思うと辛いですね。

飛行機が突っ込んでから、ビルの外へ逃げる描写がとてもリアル。
でも途中はあまり事件と関係ないことに話が流れるので、
もっともっと事件のことを追ってほしかったと思ってしまいました。
 




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親の家を片付づけながら
両親を亡くしたひとり娘が、主のいなくなった家を片付けるお話です。

いつかは訪れる親との永遠の別れに気づかないふりをし、
ずっとずっといてくれるものだと、思っていた。
という気持ちがすごくわかります。

その家を継ぐ子供がいたら、ここまで家ごと片づけることはないのでしょうけれど、
私も実際ひとり娘で嫁いでいるので、
いつかはこんな風に実家を片付ける日がくるのでしょう。
でも、やっぱり考えたくですね。

しばらくは悲しむ時間もあまりなく、事務的なことが多い日々、
それが却って良い場合もあるでしょうね。

それでも、親子といっても知らないことは本当に多く、
死後、それをいきなりすべて目にすることにとまどいがあります。

決して子供には話そうとしなかったことを知ったとき、
その意味がわかったとき、
親の愛情あふれる想いが輝くとき。

いつまでも悲しんでいたらいけない。
物を処分することは、罪ではない。
命という糸を紡ぐように、後世続いていくことなのですね。





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