本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。 ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
  ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。
  そのための覚え書きのような簡単感想メモになります。
  評価の☆を付けるのはやめました。

★最近のお気に入り
楽園のカンヴァス  原田マハ
ライアの祈り    森沢明夫
海賊と呼ばれた男  百田尚樹
百年法       山田宗樹
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ
妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ
東雲の途      あさのあつこ
困っている人    大野更紗  
自分のアタマで考えよう  ちきりん
もちろん澪ちゃんシリーズは大好きで新作を待ちこがれています。     
★2013年に読んだ本で好きな本

はかぼんさん
しのぶ梅 晴天の迷いクジラ きみはいい子 路(ルウ)桜ほうさら
さくら動物病院 青空の卵 南下せよと彼女は言う
火群のごとく

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歌舞伎町セブン
 歌舞伎町に生きる人たちの苦悩と事件。
どうしようもない親を持つ子供や、捨て子だと言う生い立ちは、
こうした裏の世界に生きるしかないかのように、
よく小説に登場します。
それはそれで物語は成り立つのでよく使われるのでしょうか。
行き場をなくした青年が、やっと歌舞伎町で居場所を見つけた。
どこで生きていくにしても、
やはり人間、必要とされているという意識は大きいです。

「歌舞伎町セブン」という名前が町の噂に出るようになる。
そうそれは、プロの殺し屋。
依頼があり、7人の意見がまとまり、町の害虫どもを退治する。
ただの人殺しとは違うのだ。
仕掛人のようですね。
しかし、心不全に見せる殺し方なんて本当に出来たら恐い。
警察はバカじゃないと信じたい。

7人の歌舞伎町セブンだったが、
14年前のビル火災で、仲間の4人が死亡。
その場に居合わせなかった2人と、
ひどい火傷を追いながら生き残ったのが1人。
しかし、何も終わっていなかった。

火傷を追った男は、陣内陽一と名乗り、居酒屋を営み、居酒屋のマスタに。
仲間に恋人がいたが亡くし、
遺された娘を信頼する元締めに預け、
他人として、しかし側で見守るため、
歌舞伎町に居続ける男。

欠伸のリュウ

真相を探っているうちに、
成り行きで仲間になってしまったかのような、
フリーライターの上岡と、
町交番の警官、小川。

元締めの斉藤吉郎はリュウの娘杏奈を預かり酒屋として全うに生きていた。

しかし、昔のリュウの手口と思われる死者が出たときから、
事件はまた動きだし、
何も終わってなかったことがわかる。
すべては、リュウを中心に。

人の恨みほど恐ろしいものはないのか。









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| 春色 | ー誉田哲也 | comments(0) | trackbacks(0) |
世界でいちばん長い写真
最近、中高生くらい子が主人公の小説だと思うと、
ちょっと甘酸っぱすぎて共感できなかったりしたのですが、
これはよかったです。

仲良しの友だちが転校してしまってから、
元気も自信もがなかった少年が、
自分を取り戻すまで。

お祖父ちゃんのリサイクルショップで見つけた360度パノラマが撮れるカメラ。
写真部員でいながら、自分の気に入る写真が撮れなくて、
部長の三好さんや、リサイクルショップを手伝う従姉妹の温子おねえちゃんに押されっぱなしなやりとりが、コントのようでおっもしろい。
文章が生き生きしている。
思わず声を出して笑った場面も多々ありました。 

これは実際にギネス記録にもなった世界一長い写真を撮ったかたの話がモデルだそうです。

人前で話すことも苦手だったのに、
学校全体を動かしてやりとげた行事。
感動的でした。
やったね。




  






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| 春色 | ー誉田哲也 | comments(0) | trackbacks(0) |
主よ、永遠の休息を
事件の概要を書こうとするだけで、
哀しみで震えてきてしまう。
こういう事件は、小説のなかでもやりきれないです。

読みやすく、わかりやすいし、
哀しい事件の真相が、絡まった糸が解れいくように明かされているのは、読者として快感ではあります。

少女のころ、拉致され暴行された記憶を失ったまま、
テレビ画面が怖いなどの症状があるものの、
普通に生活していた桐江。
勤めていた、コンビニに強盗が入った事件から、
14年前の事件に繋がる糸路が現れてきました。
そして、記者である鶴田が首をつっこみ事件が動いてきました。


桐江の父は何を隠しているのか。
亡くなった桐江の従姉妹、史奈のこと。
桐江がすべてを思い出したとき、
すべては終わったのか。
でも結局犯人のせい。
14年前のできごとをなかったことにはできない。
事件を起こした犯人が憎い。









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| 春色 | ー誉田哲也 | comments(0) | trackbacks(0) |
ストロベリーナイト
 おっ!武士道シリーズの作家さんだと、勇んで読み始めて、

・・・・



怖いよーーー
何これ?
表紙をめくってすぐの言葉で、わかりますけどその怖さが、
でも読んでしまいました。
最初から、そこまで書いていいの?という位殺人の描写が・・
この家族狂っている。
こういう描写って、規制しなくていいのかなと疑問に思うくらいすごいです。
警察関係者は、それぞれキャラが立っておもしろいので、
なんとか読めましたが、
主人公の姫川玲子、
この人の刑事になろうとした気持ちや苦しみもわかるけれど、
私は、妹側だな。
好きになれない。

菊田との関係や、犬猿の中の勝俣や、オネエっぽい井岡。
まじめな大塚など、姫川の部下たち仲間もいい。
警察組織のしくみも少しわかりました。

ふつーーに生きていた人たちが、
あるショーを見てからの変化が怖い。
人間はここまで残虐になれるのか。

大事な部下を失った喪失感。
そして黒幕。ばかやろうです。
深沢妹の運命。
怖くて眠れないくらいだったのに、涙も。
小説って不思議です。





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| 春色 | ー誉田哲也 | comments(0) | trackbacks(0) |
武士道エイティーン
シックスティーン、セブンティーンに続く第三弾。
これは順番に読まないともったいないですね。

本を開けて、紅白のしおりに、
あ〜これこれ。って今までの物語が頭に浮かびます。

剣道に打ち込む香織と早苗は高校三年に。
前回で転校して違う学校になり、ライバルになる二人。
早苗はそんな意識はないし、性格も正反対な二人だけれど、
不思議と強い絆があります。

今回はふたりの他の人物、恩師や姉、後輩それぞれの物語があって、
それはそれでおもしろいのだけど、
早苗と香織の話が少なくなってちょっと残念。
二人の剣道の試合があっけなくて・・・

最後の試合が終わって、進路を考える高校三年生。
迷いや決意や、揺れ動く気持ちが却ってすがすがしいです。

何事も真剣に打ち込むからこそ得るものがあると感じます。
特に背景になった剣道、武士道としての奥深さはまだまだ描ききれない部分もあるのでは。

これで最終巻なのかもしれませんが、
まだまだこの後の二人も見たいです。




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| 春色 | ー誉田哲也 | comments(2) | trackbacks(0) |
武士道セブンティーン
シックスティーンの続きです。
題名通り、前回は高校1年。
今回は、2年の1年間の物語です。

最初は続きがあるとは知らずにシックスティーンの方を読み始めていたのですが、
こうしてすぐ続きが読めるのはおもしろいです。

早苗と香織のふたりの関係のその後が、とっても気になります。

少しねたばれになってしまうかもしれません。





前回は、早苗が転校していくことになった所で終わりました。
早苗の転校先は、剣道の強豪校。
でも早苗は、香織を裏切るような気がして、
もう剣道はしないと言ってしまいます。

それから・・

もちろん剣道やめるはずがないのですが、
お互いの気にしすぎる感じが、17才の女の子の複雑な心を表していて、
やきもきしながらも応援したくなります。

転校先で出会ったレナも、最初はやな感じだったけど、
なんだいいやつじゃん。
教師も個性的だけど、悪い人は全然いなくて、
やっぱり爽やかな青春ですね。

同じような高校の部活もので
佐藤多佳子さんの、『一瞬の風になれ』を思いだします。



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| 春色 | ー誉田哲也 | comments(2) | trackbacks(0) |
武士道シックスティーン
年末のころ、読書ブログを書いているかたは1年でよかった本を掲載している所が多く、
いくつか読みたい本リストに入れさせていただきました。
その中の1冊。

剣道をする女の子たちのお話です。

定番の、自分が一番強いとちょっと粋がっている子と、
自覚のないまま試合に勝ってしまう子、
剣道を通じて、おもしろい交流が始まりました。

剣道、全く知らなかったのですが、
とても精神修行のようなスポーツなのですね。
って、こんなことも知らなかったの。と言われそうですが。
でもどんなスポーツもとても厳しく、スポーツでがんばっている人って、
礼儀正しいですよね。

負けるはずがないと思っていた試合に負け、
その相手を探して乗り込んだ高校。
相手は勝った自覚も、勝つための気合いもなく、
自分との違いに愕然とする。
どこが違うのか・・

勝つことだけを考え、厳しい練習に励んだ日々。

そんなにひとりでいなくたって、
ちょっと、友だち作ってみてもいいんじゃない?
きっとこれからの剣道のほうが楽しいし、強くなれる気がする。

好敵手。

頼もしい友だちが出来たね。


後味がとてもすがすがしい小説です。



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