本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。
ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
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ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。 |
深爪
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2009.02.03 Tuesday 08:35
恋愛ものと言っていいのか、同性愛の物語。 女を愛する妻。 知っていて結婚する夫。 女を愛する女。 3人それぞれの視点で3つの物語になっています。 女を愛するということがどういうことか理解していなかった夫。 愛するゆえに傷つく3人の生き方。 夫婦には子供がいます。 子供は敏感に感じています。 母の父の、気持ち。 愛は人を惑わせ、傷つけ、それでも受け入れようとする。 愛することは生きること。そして赦すこと。 正直、同性愛に対して違和感があったのですが、 物語の終わりには、そんな気持ちがなくなっていました。
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サグラダ・ファミリア(聖家族) (集英社文庫 な 34-5)
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2007.12.01 Saturday 12:45
JUGEMテーマ:読書 ただ文章に同性愛と書いてしまうと軽い感じになってしまう感じがしますが、 人間愛というような気もします。 たとえ同姓だとしても、一生に一度と思えるほどの深い愛にふれられたことは 響子にも、透子にも幸せだったのではないかしら。 でもそんな時間が短すぎて、まさか永遠の別れがくるとは思わなかった。 別れがあって、出会いがあって、物語は続くのだけど、 血のつながりや、書類上のつながりなんて、 関係 ない!ですね。 照ちゃんと、響子と、桐人と、いい家族になるでしょうね。 |