本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。 ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
  ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。
  そのための覚え書きのような簡単感想メモになります。
  評価の☆を付けるのはやめました。

★最近のお気に入り
楽園のカンヴァス  原田マハ
ライアの祈り    森沢明夫
海賊と呼ばれた男  百田尚樹
百年法       山田宗樹
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ
妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ
東雲の途      あさのあつこ
困っている人    大野更紗  
自分のアタマで考えよう  ちきりん
もちろん澪ちゃんシリーズは大好きで新作を待ちこがれています。     
★2013年に読んだ本で好きな本

はかぼんさん
しのぶ梅 晴天の迷いクジラ きみはいい子 路(ルウ)桜ほうさら
さくら動物病院 青空の卵 南下せよと彼女は言う
火群のごとく

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深爪
 この手の小説久しぶり。
恋愛ものと言っていいのか、同性愛の物語。

女を愛する妻。
知っていて結婚する夫。
女を愛する女。

3人それぞれの視点で3つの物語になっています。

女を愛するということがどういうことか理解していなかった夫。
愛するゆえに傷つく3人の生き方。

夫婦には子供がいます。
子供は敏感に感じています。
母の父の、気持ち。

愛は人を惑わせ、傷つけ、それでも受け入れようとする。

愛することは生きること。そして赦すこと。

正直、同性愛に対して違和感があったのですが、
物語の終わりには、そんな気持ちがなくなっていました。






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サグラダ・ファミリア(聖家族) (集英社文庫 な 34-5)
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ただ文章に同性愛と書いてしまうと軽い感じになってしまう感じがしますが、
人間愛というような気もします。

たとえ同姓だとしても、一生に一度と思えるほどの深い愛にふれられたことは
響子にも、透子にも幸せだったのではないかしら。

でもそんな時間が短すぎて、まさか永遠の別れがくるとは思わなかった。

別れがあって、出会いがあって、物語は続くのだけど、
血のつながりや、書類上のつながりなんて、
関係 ない!ですね。

照ちゃんと、響子と、桐人と、いい家族になるでしょうね。



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