本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。
ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
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ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。 |
坂本ミキ、14歳
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2009.03.01 Sunday 11:49
7人皆なんと個性的なのでしょう。 ニートの父親、 息子溺愛の母親、 サプリ漬けのおばあさん、 家を出た短大生の長女、 美少女だけどあぶない系の高一の次女、 唯一まともそうな中二の三女、 いじめに悩む成績優秀な中一の長男(末っ子) 三女のミキを中心に物語は進みます。 中学2年のミキのクラスでは、女の子たちがグループを作って固まる。 そうそう女の子ってそうよね。 仲間はずれにはなりたくなくて、 誰かと群れる。 目立つことをするといじめの対象になってしまうかもしれないから、 誰かのそばにくっつく。 重松清氏の青春小説には、よくかっこいい女の子が登場するけれど、 そんな感じ。 自分ではそう思っていないだろうけれど、 ミキちゃんもなかなかやるね。 学校でも家へ帰っても大変だこりゃ。 この家族いったいどうなっちゃうのだろう。って 心配は、杞憂に終わり。 なんか平和かも。 | ||
長生き競争!
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2009.01.06 Tuesday 09:56
今年最初の読書です。 皆様、今年もよろしくお願い致します。 見ませんでしたが、年末にドラマをやっていたみたいですね。 読みながらちょっと俳優を確認してみたら、 だいたい想像通りでした。 話は、幼なじみで76歳の男女6人が、 誰が一番長生きするか、賭けをしよう。というもの。 幼なじみとはいっても、小学校以来に会ったひともいて、 どんな人生を送ってきたか、 今、どんな暮らしをしているか、 本当に皆それぞれだけど、 自分の生活の場以外で、こうして仲間がいる。ってことがとても重要なのだと思います。 昨日話しをした友が、今日は逝ってしまった。など、 悲しいのだけど、それだけでなく、 老いても尚、新しい発見があります。 高齢の登場人物のなか、ひょんなことから知り合ったエリという女の子。 老いても若くても、同じ悩みをかかえることもある。 先日、ある方が、 老いることはうれしいこと。だとおっしゃっていました。 それは、 わかる(知る)ことが多くなってくるから。 世の中のことがいろいろわかってくると楽しいのだそうです。 年を重ねても、そういう人になれなかったら切ないな〜 新年から、ネガティブな私(^^; 誰の人生も必ず終わりはきます。 少しずつでも、やりたいこと、出来ること前向きにやっていきたいと思います。 | ||