本を読んで、笑って泣いて怒って感動した素直な気持ちを綴っています。 ブログタイトル変更しました(旧 読書の薦め)
  ただひたすら本を読みたくなるので以前読んだ本すら忘れてしまうこともしばしば。
  そのための覚え書きのような簡単感想メモになります。
  評価の☆を付けるのはやめました。

★最近のお気に入り
楽園のカンヴァス  原田マハ
ライアの祈り    森沢明夫
海賊と呼ばれた男  百田尚樹
百年法       山田宗樹
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ
妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ
東雲の途      あさのあつこ
困っている人    大野更紗  
自分のアタマで考えよう  ちきりん
もちろん澪ちゃんシリーズは大好きで新作を待ちこがれています。     
★2013年に読んだ本で好きな本

はかぼんさん
しのぶ梅 晴天の迷いクジラ きみはいい子 路(ルウ)桜ほうさら
さくら動物病院 青空の卵 南下せよと彼女は言う
火群のごとく

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黄昏の旗
副題に箱庭旅団とありますが、
時代を超えて旅する人たちタイムトラベラーとも言うのでしょうか、
短篇集です。

いやな話はありません。
時間を超えて助けにきてくれた友達。
愛を平和に満ちた世界をみせてくれた象。
カスラ狐の話はちょっと怖いな。
表題の黄昏の旗では、無くした(亡くした)大事な人たちを思うあまり幻覚を見てしまう。
未来人のビストロは、ほんとに努力して未来を決めた。
ナスカの地上絵を思わせるひとりぼっちのファニカ。
時計のまちでは小さいころ親に捨てられそうになった女の子の話。
家を購入してから家族が皆変わった。それは以前そこに住んでいた家族たちが。
三十年前の夏休み。海で出会った女性は誰だったのか。
いつどこで誰と出会い生きていくのか。
必然の出会いがあると思う。
どこから来てどんな人なのか。
誰にもわからない。
人生って怖いけどおもしろいって思えます。


 
| 春色 | ー朱川湊人 | comments(0) | trackbacks(0) |
さくら秘密基地
 昭和のノスタルジックな匂いがする6つのお話。
朱川さんというとちょっと不思議な物語を描く人という印象なのですが、
今回はまた哀しみや切なさが伴いますね。
胸がざわざわしっぱなし。
表題の「サクラ秘密基地」がまた切ない。
少年たちに重い想い出を残して逝ってしまったあの子。

その他、
スズメの話で少し温かくなって救いでした。
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鏡の偽乙女
『花まんま』や、『いっぺんさん』など、
あちらの世界や昭和のイメージが強い作家さんですが、
今回は大正時代が舞台。
やはり幽霊もどきが出現する辺り朱川さんです。
ちっとも怖くないですが。

画家を目指し実家を出てひとり暮らしを始めた主人公の槙島功次郎。
不思議な男、穂村江雪華と出会ったときから、物語はスタートします。

実在の人物が登場したり、
成仏できない物体が登場したり、
その他、登場人物もなかなか魅力的。

死んだけれど、実体があるという摩訶不思議な『みれいじゃ』という存在。
そこには哀しみがあるのだけれど、
悲惨さはあまり感じず、
将来なんてないのに、
応援してしまう。

雪華の謎もまだまだありそうですね。




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銀河に口笛
いつも、ちょっと不思議だけど、心が温かくなる小説を書く方ですね。
今回も、とてもよかったです。

四十代半ばになった主人公が、小学生のころの不思議な少年との出会いを思い出すように語っています。

それは、流れ星があった夜だった。
語っている主人公のモッチ、友達のエムイチ、ニシ、ムー坊の4人は、
小学3年生の夏休み、ある少年と出会った。
きれいな顔をして少し大人びた少年だった。

その後、二学期になって同じクラスに転入してきた少年と仲良くなり、
ウルトラマリン隊なる、少年探偵団を結成していろいろと事件を解決する。
事件が解決する度に、モッチは少年が普通でないことに気づいていく。
ポケットからいろいろなものを出して、
まるでドラえもんのポケットのようだし、
普通の子供なら知っていることを全然しらないし、
住んでいる家には、照明器具が全くないし。
深く追求しないまま、子供同士、楽しい日々は続く。

でも、ずっと続くと思っていた日々がたった2年近くで突然終りになり、
どこから来たのかわからない少年のことは、
それきりわからないままになってしまった。
確かに一緒に過ごし、お別れのプレゼントももらったのにね。

あるおばあさんが、ずっと昔子供のころ、その少年に会ったと言ったころから、
漫画『ポーの一族』のエドガーとアランを思い出しました。
年を取らない少年のことを。

きっとどこかで見ている。
そう思うことで、想い出は色あせずに生きていくのでしょうか。

何とも後味が良く、少年たちがきらきら輝いて見えるようでした。





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あした咲く蕾
 今年最後に、とても好きな本に出会えました。
しばらく5つ星がなかったですが、
これは好き。

どうも世代が自分と同じで、同じ想いがとってもたくさんあって、
びっくりです。
哀しみも喜びも同じ感覚。
溢れる優しさに、たくさん泣いてしまいました。

40代くらいになって、子供のころを思い出してという設定が多いです。
実際に同じ年代の私は、子供の頃を思いだし、
感傷に浸ってしまったのかもしれません。


7つの短篇です。
どれもとてもいい話なので、覚え書きにしたく、書いておきます。
ネタバレになってしまうかもしれません。


続きに書いておきます。







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本日、サービスデー
『いっぺんさん』『花まんま』と読んで気になる作家さんになってきています。

幸運を呼ぶ小説。
あなたは今日一番ついている。

など、興味惹く帯、『夢をかなえるゾウ』みたいな感じかなと、手に取ってみる。

テーマは、「人生全肯定」だそうです。

すごっ!

短編集で、表題の「本日、サービスデー」から。
おかしな神様なのか天使みたいのが登場するのは『夢をかなえるゾウ』みたいでもありますが、
ちょっと違うのは、
何もしなくても、ただ願えば叶うって夢みたいことになっちゃってます。
そんなことあったら、何をお願いするかな〜
と、気楽に読んでいたらちょっと大変なことが!


その他
「東京しあわせクラブ」は、題に反して怖い。

好きなのは
「あおぞら怪談」
幽霊が出てくる話でこんなに笑ったのは初めて。
声出して笑ってました。

あっという間に読んでしまいました。
おもしろかったです。



  
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花まんま
 以前読んだ朱川さんの『いっぺんさん』と通じるものがありました。

6篇のお話すべて、不思議な出来事。
お風呂に入って読んでいたらちょっと怖かったですけれど。

でも懐かしさを感じるのは、昭和の香りがするから。
昭和30〜40年代の大阪の下町が舞台でした。
場所は違うけれどまさしく私の子供時代。
そんなことがあったかもしれないと思い出してみる。

子供にしか見えない何かが、そこに確実に存在しています。



表題の『花まんま』の意味がわかったときは泣いてしまいました。

子供に先立たれた親の哀しみはあまりにも深い。


そして、理不尽な差別も存在していた時代。
社会的問題も折込まれ、短いお話のなかに、
こんなにも、人間としての喜び哀しみが詰まっているなんて、
朱川さんの書く小説はすごいです。









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いっぺんさん (いっぺんさん)
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これも短編集ですね。

表題にあるいっぺんさんの話がとても良く、
関連した話が続くのかなと思って読んだのですが、
違いましたね。

掛け替えのない友情を失ってしまったけれど、
いっぺんさんが叶えてくれたことは・・
失った命は戻らないけれど、またどこかで会えるような気がします。

一度だけ願いを叶えてくれるという神様へ
自分だったら何をお願いするだろう。


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